ユミコのメモ箱
DiaryINDEXpastwill


2009年08月28日(金) 良二さん

がんこちゃんと一緒に、荒井良二さんの作品集をペラペラめくる。
荒井良二さんは私の好きな(尊敬する)絵本作家のひとりだが、がんこちゃんもこの作品集が気に入っているようで、本棚から取り出してひとりめくることがときどきあるのだ。
良二さんはこどもを尊敬している。こどもが絵を描いたりものを作ったりするカンジを。
そういうところが共感できるし、そういうところを尊敬する。大人はどうやってもこどもになれない。確実に昔、こどもだったのに。
そしてその良二さんの絵に,絵本に、世のこどもたちは惹かれるんだな、と考えるとなんか面白いなと思う反面、当然の至りか、とも思う。フムフム。

ところで、昨年の私のクリスマスプレゼントは、荒井良二作『えほんのこども』だった。
とあるドキュメント番組でこの絵本の制作過程を追っていて、とても興味深かった。
大御所の実験的絵本。ホンモノはいつまでも自分と向き合い、追求し続けるんだな。
その『自分』っていうのは、『こどもの自分』『素の自分』なのかな。


佐藤由美子 |HomePage