ユミコのメモ箱 DiaryINDEX|past|will
今日は忘れずに写真を撮った。 資料用に、バチバチ撮った。 搬入中、見知らぬ女性が私の作品を見て何気なく言った独り言「かわいい〜」が、なんだかとても嬉しく感じたのは、私の作品に向かう意識改革の分かりやすい表れだなあと、自分でびっくり。 昔は「かっこいい」とか「おしゃれ」とか言われることが(無意識に目指しているくせに)嫌で仕方なかったのだ。ましてや、「かわいい」だなんて。(「かわいい」は目指してさえもいなかったので。)どれも褒め言葉ではなく、軽薄さを指摘されているような気がしていた。実際、そうだったかもしれないけれど。 かわいいものが好きな自分を素直に認めたら、絵を描くのが楽しくなったのだ。要するに、日頃私が子供達に言っているようなことを、自分自身にも言ってみたわけだ。 「今ならもうかわいいものを目指しても、ただの『かわいい』にはならないから自信をもって」と言ってもらった時、昔髪を明るく染め過ぎて落ち込んだ時に「金髪にしてもヤンキーにはみえないから大丈夫」と言われたことを、チラと思い出した。
佐藤由美子
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