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ユミコのメモ箱 DiaryINDEX|past|will
![]() 11cm×8cm リトグラフ 朝、家を出る時、「今日は忘れそうな気がする・・」と直感した。 ・・・当たった。 私は長傘を寿命まで使い切った事がない。志し半ば(?)で、どこかへ忘れてきてしまう。電車、トイレ、美術館、その他もろもろの公共の場に、かつて何本の私の傘が置き去りにされてきたか知れない。 だから、私はけして高価な傘は持たない。安い、軽い、ステキ、の順で傘を選ぶ。 「安物だからいけない、高ければ無くしたりしない」と指摘されたことがあるが、それはちょっと違うと思う。 私は高価な傘でもやっぱり忘れてくると思う。その自信がある。ただ、高価なものだったら、思い出した時点で取りに戻るなり、取り置きしてもらうなり、できる限りの手は尽くすかもしれない。(もちろん、簡単に取りに戻れる所で思い出せば戻るが、今日は電車で数駅行ってしまってから思い出したのだ。) それが面倒なので、安物でいいや、と思う。 今日忘れてきた傘は、安物だけど気に入っていた。デザインが気に入っていたので、見た目にはわからない、使い手にはちょいと不自由な故障があったが、今まで我慢して使ってきた。気に入っていたし、「どうせまたそのうち無くすだろうし・・」という点を見込んでいたのだ。 それでも一応、「またやちゃった・・」という脱力感と自己嫌悪に少なからず苛まれることも確かだ。 しかしこれは帰宅途中の出来事なので、あやうく雨に濡れることもなく、傘がなくても無事家にたどり着けたことが不幸中の幸い、と、気を取り直す。 モノは大切に使いましょう。
佐藤由美子
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