2006年09月01日(金) |
てのひらのとゆびさきの温度を |
9月になりました。
久しぶりに、朝から雨です。
朝目が覚めたときに降っている雨の、その気配というのがなんだか好きです。
ひさしぶりにその気配にふれて、いい気持ちになる。
今日から9月。少しだけ、秋にちかづきました。
私にとって夏というのは、毎日が現実的な楽しみで満ち溢れている季節で、
毎日汗をかいてシャワーをあびて、さっぱりして冷たいものを食べて、
生きてるなーって感じられる季節なんです。
でも、秋はそうではなくて、もっとふわふわした楽しさと心地よさに溢れていて、
ちょっとすると、いつのまにか終わってしまって、なくなってしまう季節なんです。
そしてそのどちらが好きかというと、
どちらも捨てがたいのですが、やはり秋は、「なくてはならない」季節なのでした。
実は昨日、ちょっとした悲しいことがあったのだけど、
まだ、夏だ!と思っていたせいか、それほど深刻にはならずにすみました。
心のもちようの問題というか、季節に引きずられずにすんだというか。
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「説きふせられて」読了しました。
おもしろかった!高慢と偏見の方が、登場人物の魅力からいっておもしろさでは勝つけれど、
これはこれで主人公の思慮分別のある、なんともいえない物腰のやわらかさを堪能できて、また面白かったのでした。