けろよんの日記
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2004年11月17日(水) 大奥68(その1)

話題の大奥。
実は今度が3回目(4回目)だそうです。
83年版はリアルタイムで見ていましたが、
68年版なんてのもあって、現在ケーブルテレビで再放送中です。
現在は10代将軍家治の時代。
しかし、何です。
時代を遡るにつれてイビリが陰湿になってゆく感じがします。

側室お知保の方さまが老女にいびり倒され、
耐え切れずお鈴廊下で刃傷沙汰を起こし、死罪になります。
(実際はもっと長生きされたそうですが)
そのお部屋にお使えする者が耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び
お腹様の復讐を誓うというストーリーのようです。
昨日はお知保の方さま死罪まで。
今日は腹心の部下浦路さまがこれでもこれでもかといびられるシーン。
どうやら明日は復讐戦らしいのですが。さてどだろ。

しかし凄いわ〜。
勅旨竹宮様のご接待を大奥上げて行うのですが、
浦路さま「前日」に襖の張替えを言いつけられるわ、
(しかも担当は別人、浦路を通してこれではアカンというた)
ドレスコード(といってもいいのか?)のお達しがないわ、
(長かもじ使用の連絡はないわ、小道具部にいっても冷たくあしらわれる)
しかも当日のメニューまですりかえられ責任を押し付けられるわ。
途中からみたので、手口はこれだけじゃないんですのよ。

仕事しているものから見るとこれは辛いわ。
仕事の邪魔すんのはやめたれや〜
大奥の名誉より個人的イビリ優先かい!と突込みたくなりますが
相手がお清という一種のキャリア職ならではのイビリですね。
もうとにかくこれがひたすら続くんですわ。はらはらドキドキです。
(と母親がひいひい言いながら耐え切れず途中でチャンネルを変えようと
 するのを、「ちょんまげみるの」と変えさせてくれないもうすぐ3歳児。
 先がちと怖い。)
イビリ役のお局様(名前忘れました)の鉄漿がまた毒々しい。
上手くいびったったという際にきひきひきひって笑うと真っ黒な歯が見えて
もう背筋寒っ。怪演にございます。

どうやら現在放送中のものは忠臣蔵がモチーフに
なっているらしい。で、明日はとうとう討ち入りもとい復讐戦だそうです。
カタルシスなるかどうか。



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