けろよんの日記
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2004年10月27日(水) |
たったひとつのたからもの |
またドラマをみてしまった。単発モノ。 最近はどうしても連ドラよりこういう季節毎の単発モノの方が ドラマとしての質が高いものが多いように思う。
が、が、が。 なんで松田聖子と船越英一郎なの。ミスキャストまんまやん。 「どこをどう切っても松田聖子」と 「で、どっからサスペンスがはじまるのん?な船越英一郎」やなんて。
松田聖子好きか嫌いかって言われたらどっちでもない。 うーんと遠いところに立っているという感じ。 大して思い入れもないし、見るたびに腹たつというほどでもなし。 で、今回思ったこと。 「松田聖子は既に松田聖子を完結している。(意味不明)」 もうすっかり松田聖子を完成しているので他のモノになりようがないのだ。 Qちゃんとか柔ちゃんとか長嶋さん(何故にスポーツ界ばかり?)と一緒。 どおしても秋雪くんをテーマにして作りたい、番組に参加したいというので あればいっそドキュメントにして「松田聖子」がナレーターをすれば 良かったのだ。もうやめとき、ドラマ出るの。(色物は可)
と、しょっぱなからどうしようもない不整合があるドラマながら 後半からは全部見てしまったんだよなあ。
聖子、「夏服のイブ」から全然演技力進歩してねえなぁ、、、。 髪の毛さらっさらでお肌もすべすべっぽく手入れが行き届いてるなあ、 しかもそのピンクのおてもやん頬紅はステージだけにしておこうよ。 女優の時はそれはいかんのでは?
船越人のことはいえんが君は太りすぎだよ。往年の美青年が泣くぜ。 それにしてもサスペンスの手垢ついて聖子ちゃんとは別の意味で浮いてるよ。 などと、ぶちぶち突込みながら、、、
泣いちゃったんだよなー。ぽろぽろと。 ひとえに秋雪くん役のつばさ君によるところです。 ドラマの中で聖子ちゃんや船越さんが何とも自然な形容しがたい 表情をする場面が何度かあるのだけれど、 これはつばさ君が引き出したものと確信している。 ありのままのつばさ君のありようが。 何よりも雄弁で説得力があるその姿が。 この少年の姿を見ることができたというたったその一点で 充分な価値のあるドラマだったのだ。
※ところでドラマ放送日の旭新聞テレビ欄ではこの番組と 聖子様の演技ベタ誉めでした。ほんまか!
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