けろよんの日記
DiaryINDEXpastwill


2004年10月10日(日) 涙の別れ

両親が来た。
祖母とワタシの居住地が近接しているので母としては一石二鳥。
この女系4世代は実に頻繁に邂逅している。

 ところで、弟は馬産業で有名な市に住んでいる。
で、此処からはドライブがてらの距離。
今年七五三をするという弟一家の末っ子(H14.8生)に
お祝いを持って行きたいという母と
ビデオやデジカメの映像を見てしきりに従姉妹に会いたいと
言い出したこなみのため急遽皆で馬産業市に行くことになった。

 博物館に遊びに行っていたという弟一家と駅前SCで合流。
幼児が多いのでホントは家の方が気楽でいいのだが、
 母は義妹の負担にならぬようにと気を使ったため。
嫁としての立場、娘としての立場両方を知るので何とも複雑な気分。

弟一家長女(5年生)は幼児の扱いが天才的に巧い。
難なく3歳7ヵ月児、2歳9ヶ月児、2歳1ヶ月児を遊ばせる。
その間に両親と弟夫婦はコーヒーで歓談。けろよんは
あっち行き、こっち行き。
 楽しそうに遊んでいる幼児組に行くとおっかけっこを楽しんで
いたらしく、こなみは母をみるといきなり指差し
「かいじゅうだぁー。おにだぁー」と叫んで逃げ出す。

2時間経過し、そろそろさようなら。
大好きなお姉ちゃん達とお別れの時間。
後を引かぬようにと宥めながら駐車場でお別れ。
「ちぃねーちゃんは?ちぃねーちゃんは?」としきりに聞くこなみ。
前の車にいるよという言葉に不承不承納得し、その内眠ってしまった。
 帰宅後、目が覚めるとひいばーちゃんのおうちでしかもちぃねーちゃん
がいない!中途半端な睡眠時間も手伝って大号泣。
しばらく、抱っこしたりちっちしたりでどうやら落ち着いた。
近くに住む伯父も交えてすき焼をはじめる頃にはすっかり元気になって
パクパクご飯を食べた。
 祖母もそうだが、伯父も一人暮らし。子供は皆外で所帯を構え、
恋女房の伯母は5年前から若年性アルツハイマーで現在は入院中。
冗談らしく何度も「こんな旨いメシは久しぶりに食った。涙がでそうや」と
呟く。

 合間に祖母宅に飾ってある従姉妹達の写真を眺めるこなみ。 
そういえば保育所のお友達や日常会う人々を除くとバイバイの際に
泣くほど好きな人はちぃねーちゃんがはじめてだということに気づく。



=====================================
追記:実は先週、伯父、祖母、従姉妹達と一緒に膳をかこんだばかり。    
   伯父の奢りの出前寿司であった。
   帰宅後そういえば女手ばかりだったが誰も何も作らなかったなぁ
   と思ったことである。



けろよん |MAIL