身体に力が入らないのに頭の中だけはごちゃごちゃしてて、耳が遠くて全てがどうでも良いような気がする。今日は普通に会社に来たけれども、僕の心の中のぐちゃぐちゃとは対照的にあんまり普通で静かにいつも通りに時間が進んで、いつも通りに仕事をして、いつも通りに笑っておはようございますと言ったら、何だか狂ってる様な気がした。現実世界じゃないような、時計が逆に回って、人の生活と同化している、そんな気持ち悪さ。あの日以来空気の色は簡単に変わるようになってしまったと思っていたけれど、今は変わったまま戻れなくなっちゃったみたいだ。頭が痛い。
僕は本当に友達に恵まれていると思う。人数は少ないと思うけど、本当に本当に良い友達を持っていると思う。すごく忙しいのに、暇だよって言って僕の悩みを聞いてくれた友達がいて、仕事帰りで疲れてるのにすぐ駆け付けてくれた友達がいて、自分の用事を遅らせてでも様子を見に来ようとしてくれる友達が居て。だから凄く申し訳ないと思う。こんな僕で御免ねって思う。皆、本当にありがとう。そして御免なさい。
母に、傷を見せました。「病院に行くね」と言ったら、何処の病院に行くのかと何故か怒られたので。見せてどういう言葉をくれるか、どう思ってくれるか、そういう不安と期待が有って。心配、して欲しいけれど、其れは無いような気がしてた。「何故切ったの?」最初にそう聞かれた。「分からない」と答えた。そんなの俺が聞きたい。「お母さんの所為なの?」次にそう聞かれた。そうかもしれなかったけれど、「違うよ」と答えた。「前からやってたの?」と聞かれたので、「前に一回と、昨日と、今日」と答えた。「前はいつ切ったの?」と聞かれた。其れは、母に私の存在を全て否定されたあの日だったけれど、「覚えていない」と答えた。悩み事はと聞かれたけれど、どれも母を責めているようで言えなかった。「もう切らないでね」って母が言ったから少し嬉しかった。でもそのすぐ後に、「お母さんただでさえ今色々悩んで疲れてるのに、これ以上あんたの事で振り回されたくない」と母は言った。あぁ、そうかぁと思った。そうだよね、結局僕は母の悩みを増やしただけであって、ただ其れだけであって、本当に其れだけで。何だか、一気に帰る所を失くしたようなそんな気分になった。今日、会社で母が早退する時に、「あんたの所為で眩暈がして辛い、病気悪化しそう」と言った。会社の人が「この子も今日眩暈がするって言ってるぞ、似たもの同士だな」と言ったら、母が「私のは病気、其の子は自業自得」と言った。私は「違うよ〜薬飲んだからだもん」と言ったら「じゃあ飲まなきゃいいでしょ」と言われた。「パソコンやるの、もう止めなさいね。だから頭おかしくなるのよ」とも言われた。 もう何を言っても無駄なんだなぁと思った。同時に諦めというか、脱力感というか。 僕の存在って何かなー何で生きてるのかな?もう大人なのに、こんな事で悩んで馬鹿みたいだと思うけど。小さい頃からずっと言われていた言葉が、ずーっと頭の中で繰り返されていて。だんだん、だんだん消えたくなる。
あんたなんか産むんじゃなかったすぐ人の所為にしてこんな事するのあんたしか居ないでしょ嘘吐き泥棒弟を見習いなさい気持ち悪い死ね根暗さぼり魔もう帰ってくるな恥晒しだってあんたが悪いんでしょ一人じゃ何も出来ない癖に泣くんじゃないよ汚い泣くなら出てけうるさい気持ち悪い泣くな泥棒の癖に自分が悪い癖に泣いて許して貰えると思うな一生憎んでやるパパにそっくり気持ち悪い所も無表情な所もそっくり謝りなさいよ全部あんたが悪いんだからあんたが居なければお母さん幸せだったんだからお母さんの言う事聞いて良い子でいればいいでしょ何で泣くのお母さんのこと責めてるの気持ち悪いあーあー産むんじゃなかったちょっと鼻血が出た位で泣かないでよおかあさんずっと辛かったんだからあんたが居る所為でずっと辛かったんだから泣く子は悪い子なんだよ泣いたら殴るからね泣くなって言ってるだろ泣く子は嫌い泣く子はうちの子じゃない出てけあいつと口聞かないほうが良いよ根暗がうつるよあなたがやったって皆言ってるんだから皆に謝りなさい嘘ついて御免なさいって謝りなさいごめんね本当はあれあたしがやったんだけど皆見てるから言えなくてあんたの所為にしちゃったあはは御免ねでも良いよねどうせ嫌われてるんだからさー。
よくよく考えたら今まで生きてる価値が有った試しなんて一度も無かったよね。 死にたくない。でも消えてしまいたい。死んだって僕の事は何処かに残ってしまうから。消えてしまいたい。誰からも忘れられて、自分の事も忘れたい。何もかも嫌になってしまった。これからまたFAXを配らないと。何か、空っぽだなー。
■■■午後4時 会社にて。
何やら熱を出した模様です。何かふらふらするなぁとは思っていたのですが…。手が熱いとこみると、傷が原因の発熱かな?と思ったり。火傷の水脹れがちと酷いので其れも原因なのだらうか…。とにもかくにもあと1時間の辛抱で御座い。帰ったらゲームでもやろうかな(寝ろヨー)
■■■どうしようもない
こんなん書いてる余裕が有るのが不思議だ。俺生きてるのに、生きてるのにどうして消えそうなんだろう。何だかよく分からない。会社に母に迎えにきて貰って、ずっと喋ってる母が煩くて黙れと思って、「何もしないから頭おかしくなるのよ、帰ったら家の事やりなさい」って言われて、帰って洗濯物畳んでたんだけど横で弟が御飯食べてて。何で俺が洗濯物たたんでんのにあんた飯食ってんの、と思って怒ったら母に「頭おかしいんじゃないの」って言われて「生まれた時からおかしいよ」って笑って部屋に戻ったら何か死にたくて。今なら死んでもいい気がして。お酒、飲んで薬いっぱい飲んだけど、今こうやって撃ってる訳で。また傷増えたけど生きてる訳で。気持ち悪い。やっぱりどうしようもなくて消えちゃいたい。誰か助けてーってみっともないけど思った。死にたくないんだよう。でも辛いよー消えたいよう。助けて助けて助けて。ほんと情けなくてどうしようもない人間で御免なさい。本当に御免なさい。
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