Jacarandaの日記
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2005年05月24日(火) 「 プロジェクトX 」放送番組のあり方

05/24/02005付けの毎日新聞記事

またしても、NHKの不祥事だ。


プロジェクトX:
「番組内容違う」とNHKに謝罪請求 - 大阪の高校 -


NHKのテレビ番組「プロジェクトX」で取り上げられた大阪府立淀川工業高校(大阪市旭区、長谷川耕三校長)が、
「番組内容の一部が事実と異なる」として、NHKに謝罪や再放送の取りやめなどを申し入れていたことが分かった。
NHKは番組内容を紹介するホームページからこの回の分を削除した。

問題の番組は今月10日放送の「ファイト!町工場に捧(ささ)げる日本一の歌」。
79年に赴任した新人教師が同高に合唱部をつくり、全国コンクールで金賞を受賞するまでの日々を追った。

番組は、「当時の同高は荒れに荒れていた」「毎年80人の退学者が出た」
「(最初に出場した合唱コンクールで)会場にパトカーがやってきた」などと放送。
これに対し、卒業生から「そこまでの事実はない」などの指摘が同高へ寄せられた。
長谷川校長は「本校は当時、そういう状況ではなかったと聞いている。
当時の関係者が心を痛めており、残念」と話している。

NHK広報局は「複数の同高関係者から取材して確認を取っているが、
表現に一部行き過ぎた点があったと考えられる。
ホームページについては学校側から内容を書き換えるよう要望があり、
掲載をいったん外し、学校側と話し合っている」と話している。
【毎日新聞】





「 プロジェクトX 」は、毎回ドラマチックで感動的な人々の成功を描いて、好評を得ている番組だ。

かくいう私も、この番組に取り上げられた内容で、前向きな姿勢を学んだり、

前進するエネルギーをもらっていた。

中島みゆきさんの歌う主題歌「地上の星」も素晴らしいが、

番組終了の後に流れるエンディング曲「ヘッドライト・テールライト」は、

聞くたびに胸が熱くなる。

志を持って進む人生という道を選らんだ自分の疲れた肩を抱いてくれるような暖かな歌だ。

中島みゆき作詞・作曲



報道の行き過ぎや過度な編集で視聴者の受けを狙っているような姿勢は、

放送の世界では、良くあることで、「 やらせ 」やらがはびこっているのが実情であるが、

そういった中で、NHKという公共事業のマスメデアまで。。。

「 ブルータスよ、おまえもか 」

とは、今に始まった嘆きでもあるまいが、

ここのところ、不詳事続きのNHK、国民から貴重な受信料を採っているなら、

ここらで、体質改善を本気で考えないと、経営不能状態になってしまうだろうが、

どうだろう。


番組サイト

プロジェクトX〜挑戦者たち〜」
NHK総合テレビ
放送毎週(火)21:15〜21:58
再放送(水)深夜24:15〜
関西地方:(木)深夜 25:00〜
主題歌 「地上の星」
作詞・作曲 中島みゆき
キャスター  国井雅比古 膳場貴子





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