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【kimamamemo】




■2005年03月06日(日) さようなら、おばあちゃん

昨日夕方、実家の母より電話有り。
おばあちゃんがもう危篤状態で今夜がヤマとのこと。
前から体調イマイチ、と聞いていたがそこまでとは…。
即駆けつけたいけど何せ九州在住の身…お子ふたりも連れて行かねばならんし。
明日には絶対帰るから、と言って電話を切った。
旦那ちゃまと話し合いの結果、休みが取れれば車で今夜発で帰ることに。
職場に急遽連絡…ありがたいことに火曜まで休みをいだだけた!
(少ない人数で乗務を回しているので一人休むと他の人が走らないとダメなのだ…)
私以外、風邪っぴき一家で皆の体調もちと心配だけど、そうも言ってられない。
頑張って走らねば、800km!


夜、準備万端、遅い晩御飯を食べて(たまたまお昼御飯も遅かった)
さあ、って時に携帯の呼び出し音。
「おばあちゃん、8時50分に逝ったんよ。だからゆっくり帰っておいで」と母より。


間に合わんでゴメン、ばぁちゃん。
急いで焦って帰ってこんでもいいように気を遣ってくれたんだろうか?


 *


晩御飯を食べて…味はせんでも食べねば動けん。
おコたちにも食べさせて、いざ故郷・和歌山へ。
薬局で栄養ドリンクを飲み、旦那ちゃまには眠くならない風邪薬も買って出発。
前半・広島突破目標に私がハンドルを握って走る。
山口に入る頃、路肩には雪、そして濃霧。そして苦手なトンネル。
買って間もない車だし、正直怖かった…けど走らねばー。
結局、広島手前の下松SAで太郎が泣き出したのを機に旦那ちゃまと運転交代。
午前1時すぎ。


一番しんどい時間・区間をお任せしてしばし仮眠。さすがに1時間ほどは爆睡。
大きな車になっててよかったなあ、とつくづく実感…。
旦那ちゃまもやっぱりきつかったのか途中、多めに休憩・仮眠を取りつつ走ったよう。


朝、5時すぎ、西宮名塩SAで再び交代。
栄養ドリンクを入れてブラックコーヒー片手に頑張る。
明るくなってくるにしたがって走りやすくなった。


7時半、実家到着。
寝ずに叔母(父の妹)夫婦も一緒に居てくれたらしい。いつもすみません…。
ばぁちゃん、帰ってきたよ、と手を合わす。
まるで寝てるようにしか見えん穏やかな顔。
前から望んでいたように、ぎりぎりまで家で過ごせて周りに迷惑をかけず逝けて
満足だったのかもしれない…。


それからは通夜・葬儀の準備でバタバタ。
お昼ちょっと空いた時間で要るモノやおコたちの葬儀用の服を買いに
近くのショッピングセンターへ。
文字通り売場を走り回った(苦笑)


家から出棺後、ばーちゃんと一緒にウチら一家も葬儀場へ。
どうせ誰かが泊まって線香の番をするのなら、とウチが行くことにしたのだ。
イマドキの葬儀場は布団も寝巻きもお風呂もタオル類等々も完備で
下手なホテルより快適なのはお義父さんの葬儀の時に体験済。


 *


車椅子の父も出席しての通夜。
喪主として一生懸命弔問客に頭を下げていた。
久しぶりに会う友人の手を握って涙を流すシーンも。
ばぁちゃんに女手ひとつで育てられた父。
元気な頃は酷い喧嘩もしてたものだけど、母を亡くした悲しみは、大きい。


Cクン(私の従弟)やHさん(Cクンの奥さん)いっぱい遊んでもらってゴキゲンだった姫。
通夜が始まる時間直前からぐずぐず…眠い?結局、座ったまま爆睡。
太郎も抱っこ紐ですやすや…ハハ、身動き取れません〜(苦笑)
お焼香も出来ず。まあ曾孫のことやから許してくれるやろ。


通夜終了後、寝起き悪+場所見知りで機嫌超悪な姫。
隠し玉の幼児雑誌でなんとか…でも寝ない〜〜。
頼むよー、父とハハは1分でも多く寝たいんだー!
…とボヤキつつ夜は更け、夜泣き大号泣の末、午前2時ようやく寝てくれた。
(太郎はすでに爆睡…イイコだ)
アナタたちも疲れるよね。でも明日もうちょっと頑張って。
ばぁちゃん、送ってやらんとね…。











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