2004年11月13日(土) |
私が考える『霊能者』とは・・・杏珠・・・ |
皆様からの悩み・質問などに携わっている毎日のなかで、感じている憤りがあります・・・
私が『怒ってはいけない』と自分に言い聞かせながら、どうしても 『一体どうしてこんな事になってから私共の所にいらしたのだろう?誰がそんな無責任な事をこのかたに言ったのか・・・』と考えさせられてしまう事。
世の中には、恐ろしく多い数の霊能者と言われる方がいらっしゃいます。 私もその中の一人なのですが・・・ 悩んでおられる方々の精神的・肉体的に弱っているのを良い事に、不安にさせたり脅したりする方のことを霊能者だと私は考えたくありませんし、認めません。
六明師と私の考える真の霊能者とは
※自分の幸せを感じる事を出来ている方 (幸せを感じる事が出来ない方が人を幸せに導く事は出来ません)
※誰が見ても幸せに見える方・笑顔の多い方 (贅沢をしているという事ではありません。ほのぼのとしていて、こんな人になってみたいと思わせてくださる方)
※節制をし、自分の禊及び神仏に対するお勤めを一日として怠らない方 (御自分の奉っている神仏に対する供養も出来ない方には、他人様の供養や祈願など出来る 訳がございませんし、飲む・買う・打つ等をされる方はお粗末にも程があります)
※大病をされておられない方 (大病をされるのは、他人様の霊障による障りを自分が受けてしまったり、浄霊及び供養がきちんと出来ていない証です)
※威張ったりする事のない、謙虚な方 (霊能力があるからといって、自分が偉いわけではありません)
※悩んでおられる人に対してに必要以上に脅したり、不安に陥れたりしない方 (生計を立てるためなのかどうかは存じ上げませんが、脅したり不安にさせて高額な御布施を強制する事は、とんでもないことです)
※霊的世界の真実を知っておられ、自分で確認・確信した事を、必要と判断したことのみ、答える方 (あまりにも曖昧な答えやどちらとも受け取れる事を伝えて、責任逃れをしたり、相談者の方々にとって全く解決策にはならない、その場しのぎのことばかりでは、全く救いとなりません)
以上のような事は、霊的な能力の力量以前のモラルです。これらが出来ていて、初めて『他人様の人生を良い方向に(幸せ)、導いて行くことが出来る』のではないでしょうか? (但し、相談に訪れる方々にも、常識ある態度をしていただきたいとも感じます)
あまりにも、酷いことを言われて、かえって傷ついたり、迷い惑わされてしまったりといった方々の多さに・・・本当に憤りを感じています。 皆様も、上記のような事柄をよく踏まえて霊能者(私を含む)と仰る人の事をもう一度よく考えられ (この人は本当に自分のためを思っていってくださっているのか・ただ単に私の気分が良いと感じられることしか言っていないのではないか・慰めを言っているだけなのか・・・等)、判断なさることをお勧めいたします。 最終的な基準は、その方の言う事を実践して行って本当に御自分が幸せをつかむ事ができるのか・・・に尽きますが。
どなたにも言えるのですが、酷い事や不安になる事を言われてしまうと、その言葉が耳から離れず・・・その後に私共のところにいらして、事実や道理をどんなに心を込めてお伝えしても、悲しい事ですが、解っていただけない事があるのです。
ごめんなさい。 本当は、『供養』についてお話しようと思っておりましたが、あまりにも 酷く傷つけられてしまってから、私共の所に相談にいらっしゃる方が多くて珍しく感情的になってしまいました。
杏珠
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