2004年10月01日(金) |
ご縁について・・(良縁と悪縁、過去の実話) |
さぁ、お待たせ致しました。 本日より『ご縁』についてのお話をさせて頂きます。
『ご縁』というと、 どうしても、人と人との出逢いだけに焦点をあてがちですが、 本来の意味での『ご縁』とは、 全てのものの関わりについて、を意味します。
「因縁・・」又は「縁起・・」という言葉をご存知でしょうか。 どちらの言葉も、仏教思想、哲学思考の根底とされる言葉です。 世間では、悪い意味に用いられる事が多々あり、 本来の意味から、外れて使われる事が多く視られています。
みなさんがお知りになりたい『ご縁』とは、 人生の伴侶、ソウルメイトとの出逢いについてでしたね。
『ご縁』には良縁と悪縁と呼ばれるものが、実際には存在します。 良縁とは、 互いの魂からの学び、魂の使命を助け合う事が出来る者同志を指します。 又、悪縁とは、 互いの魂が敵対し、何時の時代でも互いに傷つけあう者同志を意味します。
私の過去の鑑定においても、 良縁のご夫婦と悪縁で結ばれたご夫婦とを実際に視せて頂きました。
どちらも、深く惹かれあう事が特徴と言えます。 ただ、 誤解されている方々が大変に多く視られますが、 良縁と呼ばれる結びつきは、感情的な高ぶりは、殆どありません。 逆に、悪縁の場合、互いに強く、感情的に惹かれあいます。
過去の日記で、私は、 ソウルメイトは、外見的な要素が、全く好みでは無い事が多い・・ と、申し上げました。
逆に、どうしても惹かれあってしまう・・ 全てを投げ捨ててでも、他の人を傷つけてでも一緒にいたい・・ という、感情が芽生える場合、これは悪縁に近い場合が多々あります。
今回、『ご縁』についてのお話をするにあたって、 多くの方々からご質問を頂いています。 又、以前に鑑定をした方々からも、問い合わせがありました。
ここで、もう一度申し上げますが、 鑑定結果において、私は安易な優しさは示しません。 鑑定結果で、申し上げた事に嘘はありません。 ユタの私は、 厳しく真実を語ることこそが、真の優しさだと考えているからです。 結果において、お相手の方はソウルメイトではありません・・ と、申し上げた場合、それを撤回する事は今後有り得ません。
ただ、 数々の相談者の方々、御祈祷を継続されている方々の中には、 今生で芽生えたご縁が、良縁へと変化をみせている事がまれにあります。 本当に、これはごくまれな事です。 いかに、この相談者の方が、 毎日の生活での行ないを真に心を込めこなしているかが、よくわかります。
過去の実話です・・30代女性の出逢いをお話致します。
彼女は、私の古くからの友人で 私は、彼女の恋愛経験を全て把握していました。 若い頃から私は、 彼女がお付き合いした男性、全てを実際に紹介してもらっていました。 ですから、私には彼女の鑑定はとても無理です。 表面の私が、ユタの私の声、言葉を聴き取る事ができないのです。
彼女の場合は、六明師と杏珠先生にお願いし鑑定をして頂きました。 実は、 彼女の出逢う男性は、殆どが、既にパートナーのいる方ばかりでした。 若い頃から、私は彼女の事が大変に心配で、 そのような恋愛から早く逃れて欲しい・・と、切に願っていました。
六明師の霊視では、 彼女には、全く結婚に結びつくような良き『ご縁』が視えない・・との事、 又、杏珠先生からも同じように、 これまで積み重ねた恋愛での苦しんだ女性の思い、痛みが視える・・ とのお言葉を頂きました。 実際に彼女は、多くの女性からの生霊を受けていました。
ユタの私は、常に「未来は己が創る・・」と声にします。 そして、いつでも「自業自得・・」の言葉を口にします。
彼女の未来は、 彼女の過去の行ないによって、『幸』からは遠いものとなっていました。 ただ、救いなのは、六明師も、杏珠先生も、 全ては、彼女のこれからの行ない次第・・と声にしていました。
鑑定後彼女は、身代わり念珠を身に着け、御祈祷をし、 六明師、杏珠先生からの言葉を忠実に守り、 それまでの生活を全て変え、毎日、己を抑える事に徹し、努めました。
そして、半年が過ぎた頃、 突然に彼女に、男性を紹介したいという話が持ち上がりました。 たまたま、その席に私も同席しましたが、 明らかに、彼女の好みの男性ではありませんでした。 これまで、彼女がお付き合いした男性とは、全くタイプが違うのです。 又、その男性も、彼女に深い興味を示しているようには視えませんでした。
ところがです。 ご紹介があってから半年以内の内に、二人は入籍。 現在は、幸せな結婚生活を送っています。
これが、神仏のお力によって、もたらされた良縁です。 ただ、この『ご縁』は 神仏への感謝の気持ちを忘れた場合、すぐにでも危うくなります。
以前、七夕伝説のお話で、 己の事ばかりを考えた乙姫と彦星は、 天帝の怒りによって引き離された・・と、申し上げました。 それと全く同じです。 神仏への感謝と己の日々の反省が無ければ、 全ては、闇の中へと消えてしまいます。
では、次に、実際にあった悪縁についてお話致します。
彼女は、過去の相談者の方です。 彼女には、 近い内に伴侶となる男性との出逢いが訪れる事が既に視えていました。 ただ、彼女は常に焦りの気持ちで、数ある出逢いを迎えていました。 そして、 彼女に一つの出逢いが訪れます。 友人との飲み会で外出した先での出逢いでした。
六明師は、はっきりと『悪縁』と言葉にしていました。 過去の日記を思い出して下さい。 善き事が近づく時には、必ず「邪魔やためし」が入ると申し上げました。 その出逢いはまさしく、魔によるものでした。 ただ、彼女は、 御祈祷をされ、神仏からの流れをしっかりと受けています。 彼女にとって必要なヒントは、自然に彼女の目の前に出されます。 その後、彼女から、 彼は私の相手ではありません・・とのお返事がありました。
実は、この男性はある犯罪に関わり出所したばかりの方でした。 その罪を悔いることは無く、 又、同じように繰り返そうと考えている事が垣間見えていました。 彼女が御祈祷をしていなかったら、一体どうなっていたでしょう。
御祈祷をされ、視えざる力を受けている方は、 私が何も申し上げなくても、ご自分で気がつく事ができます。 これが、六明師の行う御祈祷の力です。 これが、本当の神仏のお力なのです。
最近、 多くの相談者の方々から、夢でユタの私の声を聴いた・・・ 私のメッセージが入る時が、わかるようになってきた・・・ 一番良い時、 心が素直に受け取れる時に、ユタの私からのメッセージが入る・・ との、お返事を頂いています。
これは、私の力ではありません。 私は、常にお一人、お一人の方に送信する場合、 必ず、祈りを込め、お送り致しますが、 この瞬時のタイミングは、決して、私の持つユタの力ではありません。
これが、神仏のお力なのです。 これが、善きものに包まれている方々の流れなのです。 毎日繰り返される、一瞬、一瞬の時の中で、 視えざる力は、常に、貴方を包み、 貴方の周りに、良き流れを創っている・・という事です。
先程、冒頭で紹介した言葉・・「因縁」と「縁起」。
「因縁」とは因縁所生の略語です。 「因縁」の「因」とは、 結果を生じさせる原因となった直接的原因の意味です。 「因縁」の「縁」とは、 因を助ける(原因に関わる)外的条件の事を意味します。
「縁起」とは因縁生起の略語です。 あらゆる存在は互いに関係しあって生起する・・の意味です。
とても難しい言葉で説明致しましたが、本当は簡単な事なんです。
貴方が真の幸せを望み、 自分だけではなく、人様、他所様にも真に幸せになって欲しい・・との、 心からの善き思いが、きっかけ・・『因』(原因)となり、 善き流れを引き寄せ・・ 幾つもの『縁』(瞬時のタイミングや他からの情報等など)を呼ぶ・・ そして、良き結果を得る事ができる・・
これが、良き意味での自業自得・・。 良き原因を貴方が創り、良きご縁を幾つも、貴方が呼び寄せ、 そして、貴方が良き結果を受け取るのです。
これが、神仏のお力です。 私のこれまでの相談者の方で、 御祈祷をしても、結果が全く無い・・と話された方はいません。
勿論、神仏のお力、 そして、六明師の真のお力によるものですが、 貴方の今の頑張りが、結果として表に現われているのです。
『ご縁』とは、貴方ご自身の日々の行ないに全て基づくものです。 良きご縁を引き寄せるのも、悪しきご縁を引き寄せるのも、 実は、全て貴方次第なのです。
『縁無き衆生は度し難し・・・』
前回の日記の中でご紹介した、このことわざ・・ 広大無辺な仏の慈悲を持ってしても、仏縁の無い者は救いようが無い・・ 人の言う事を聴かない者は、救ってやりようがない・・という意味です。
『仏縁・・』
仏様との『ご縁』これは常に流れています。 神仏の視えざるお力は、常に、貴方の側に流れているのです。 神様も、仏様も、 貴方が真に幸せになる事を慈悲のお心にて望んでおられます。
ただ、 宇宙の視ない力・・高次元の力は、容易には訪れません。 貴方が近づかなければならないのです。 貴方の日々の行ない、思いによってしか、近づく事はできません。
貴方が神仏に近づくのです。 善き考え、善き思いを持ち、日々善き行ないに徹し、努めるのです。 それが、善き者との出逢いを呼びます。 善き物を得る事に繋がります。
私にとってのかけがえのない、ご縁・・ 杏珠先生に始まり、六明師とのご縁は、仏様との『仏縁』だったのです。
神仏とのご縁・・『仏縁』こそが、 真の幸せへの始まり、まさに、幸運を呼ぶ為の高次元からの贈り物・・
私は、この出逢いがあったからこそ、 声を大にして『運命は変えられる・・』と言えるのです。 生き証人として、こうして、貴方に言葉を送る事が出来るのです。
貴方にも幸せになって欲しい・・全ての人が幸せであって欲しい・・ 良きご縁に包まれ、良き流れを自然に受け取って欲しい・・
全世界全ての人々、人だけではなく、全ての生きる者達、 全てに、多くの幸が流れますように・・ そして、 今生を旅立ち、今、視えざる世界の修行への道を歩まれている方々、 全ての御先祖様が、 心穏やかに、心安らかに、少しでも、神仏に近づく事ができますように。
心から祈ります。 真に心を込め、祈ります。 全てが、神仏との歩みの中にありますように。 心から、心を込めて。
ーAYAー
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