今朝の朝の番組で、同じ沖縄出身の夏川るみさんが、妊婦の方を100人招いて、 安産祈願と胎教の為にと現在の曲「童神」を披露したとありました。
以前の日記に書きましたが、沖縄には他の地域にはない独特の考えがあります。 先祖供養というと、普通は自分のご先祖様の事を考えます。 けれど、沖縄では、周りのお年寄り全てが、ご先祖様だと考えるんです。 それは、何故か? 「自分のご先祖様の命を助けてくれたかもしれない。 ご先祖様が生きていたから、今の自分がここにいる。」 と、考えるから。 過去の戦争で、沖縄は激戦の中にありました。 全ての人が悲惨な戦争体験を持っています。 その中では、血の繋がりなどなく、近くにいる人を助ける事だけを考えていたそうです。 だから、あの人のご先祖様に自分のご先祖様は助けられたかもしれない、と思うのです。
又、沖縄県は離婚の一番多い県です。 同じクラスに、以前は知らなかったいとこや親戚がいるのは普通の事。 一族という考え方から、沖縄の親戚一同となると総勢約何千人となります。 ですから、全ての人が自分のご先祖様となるわけです。
そこから、生まれたばかりの赤ちゃんは、自分の子供と同じ。 殆どの沖縄県人が生まれ変わりを信じていますから、 この赤ちゃんは自分の身内かもしれないと考える。
そう考えると私と貴方とは何かの縁があるのかもしれない。 前世でのつながりがあったのかもしれない。 そうなると、道行く人をあかの他人だからと冷たくできなくなる。
つい、自分の事ばかりを書き連ねてしまいましたね。 ごめんなさい。 でも、私の事を少しでもわかってもらうために、 まず、私がどんな環境で育ったのかを知ってもらいたいのです。
何故、私のことを知ってもらいたいのか? 私はインターネットの世界を怖い世界だと思っているからです。
電子メディァと犯罪心理を心理学で見た場合、その原因となっているのは 「匿名性の心理」である、と言われています。 誰なのかがわからない状況だと、人はいくらでも残酷になれる、 と様々な実験から検証されています。
ですから、 私のことを信用してください。と言っても本当は無理な事なんですよね。 でも、私はいつでも自分に正直でありたいのです。 嘘をついても、誰にもわかりません。誰にもとがめられません。
けれど、 誰も知らなくても、私の事、全てを知っている。 貴方の事、全てを知っている。 そういう、存在がある。 全てを知る存在があるんです。 そう思うと悪い事なんてできなくなる。
少しでも私のことを理解してもらう為に 私は、こうして毎日、日記を書きます。
又、貴方との時間が長くとれますように。 貴方が心のふるさとに帰るとき、後悔と執着心が残りませんように。
どうか、 今日も良い、一日を。
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