◆ ダイアリー ◆

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初代管理者(AYA)
(沖縄県出身。 愛知県在住の医療従事者。 祖母は沖縄に伝わるユタ。)

【現在の管理者  杏珠】
AYAの直接の恩師

現在までに数え切れない程の様々な人の人生を良き流れに導いてきた霊能者。       

初代管理者の結婚・引退に伴い、その志を受け継いだ。
今までに鑑定した現代社会における悩み、霊的な相談等を
通し学んできた「気付き」を皆様へ心を込めて書き記した日記。             


2003年10月18日(土) 沖縄の事

今朝の朝の番組で、同じ沖縄出身の夏川るみさんが、妊婦の方を100人招いて、
安産祈願と胎教の為にと現在の曲「童神」を披露したとありました。

以前の日記に書きましたが、沖縄には他の地域にはない独特の考えがあります。
先祖供養というと、普通は自分のご先祖様の事を考えます。
けれど、沖縄では、周りのお年寄り全てが、ご先祖様だと考えるんです。
それは、何故か?
「自分のご先祖様の命を助けてくれたかもしれない。
 ご先祖様が生きていたから、今の自分がここにいる。」
                         と、考えるから。
 
過去の戦争で、沖縄は激戦の中にありました。
全ての人が悲惨な戦争体験を持っています。
その中では、血の繋がりなどなく、近くにいる人を助ける事だけを考えていたそうです。
だから、あの人のご先祖様に自分のご先祖様は助けられたかもしれない、と思うのです。

又、沖縄県は離婚の一番多い県です。
同じクラスに、以前は知らなかったいとこや親戚がいるのは普通の事。
一族という考え方から、沖縄の親戚一同となると総勢約何千人となります。
ですから、全ての人が自分のご先祖様となるわけです。

そこから、生まれたばかりの赤ちゃんは、自分の子供と同じ。
殆どの沖縄県人が生まれ変わりを信じていますから、
この赤ちゃんは自分の身内かもしれないと考える。

そう考えると私と貴方とは何かの縁があるのかもしれない。
前世でのつながりがあったのかもしれない。
そうなると、道行く人をあかの他人だからと冷たくできなくなる。

つい、自分の事ばかりを書き連ねてしまいましたね。
ごめんなさい。
でも、私の事を少しでもわかってもらうために、
まず、私がどんな環境で育ったのかを知ってもらいたいのです。

何故、私のことを知ってもらいたいのか?
私はインターネットの世界を怖い世界だと思っているからです。

電子メディァと犯罪心理を心理学で見た場合、その原因となっているのは
「匿名性の心理」である、と言われています。
誰なのかがわからない状況だと、人はいくらでも残酷になれる、
と様々な実験から検証されています。

ですから、
私のことを信用してください。と言っても本当は無理な事なんですよね。
でも、私はいつでも自分に正直でありたいのです。
嘘をついても、誰にもわかりません。誰にもとがめられません。

けれど、
誰も知らなくても、私の事、全てを知っている。
貴方の事、全てを知っている。
そういう、存在がある。
全てを知る存在があるんです。
そう思うと悪い事なんてできなくなる。

少しでも私のことを理解してもらう為に
私は、こうして毎日、日記を書きます。

又、貴方との時間が長くとれますように。
貴方が心のふるさとに帰るとき、後悔と執着心が残りませんように。

どうか、
今日も良い、一日を。


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