ニッキ?

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2004年07月24日(土) 歯科読書

目下のところ、歯科での愛読書は「ブラックジャックによろしく」(置いてあるから)。

ストーリーがちょうど外科編のクライマックスで、思わず泣きそうに。
待合室で、何食わぬ顔して読み続けるのにかなり苦労してしまった。

末期ガン患者にとって、「死とは?」がテーマで、
「生きることだ!」「だって、生きたいでしょう!」と主人公は叫ぶ。
たしかに、そうだ。
よく「死に向かって生きている」とか「死ぬために生きているようなもの」とか言われるけれど、「生」と「死」は表裏一体。
死んでなければ生きてるし、生きてなければ死んでいるんだから。
「どんなふうに死ぬか」は、結局「どう生きたか」なのか。

医学の進歩は喜ばしいことなんだろうけれど、
それが故にきっとこういう問題も増えていくわけで。
難しい。


その前まで読んでいたのは、「ブラックジャック」だった。
他にも、病院や医者絡みの本がたくさんある歯医者だ。
病院に、この手の本がたくさんあると、なにやら逆説的なものを感じてしまう。
もしくは、それだけ自信もあるぞ、とも読み取れるけど。
(いや、たぶん、そんなふうな深い意味はないんだろうけれど)

「Dr.コトー診療所」も置いてくれないかなあ〜。


鳥乃 |MAILHomePage

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