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スナの自由気ままな画像付き日記
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2007年01月06日(土)_
雨の雪景色


8時前、携帯のアラームが鳴る前に目が覚める。前夜のうちに近くのセブンで買っておいた朝食(おにぎり、サンドイッチ)を食べて出発の準備。窓の外を見てみると、長岡駅前は雨が降っていた。

長岡→東京の上越新幹線「とき」の指定席チケットをもっているので、帰りの時間とルートは決まっている。でも、新幹線の時間(15:24長岡)に余裕があるので、上越線で越後湯沢まで先回りして、雪景色を見てから新幹線に乗る予定だ。



えちごツーデーパスのフリーエリアには越後湯沢も含まれる(えちごワンデーパスはフリーエリアが狭くて、越後湯沢は含まれない)。9:55に長岡を出る上越線に乗り込んだ。ボックス席を1人でゆったり使えてよかった。

小千谷の辺りの景色を見るつもりが、連日の歩き疲れと睡眠不足、電車の暖房が手伝ってウトウトしているうちに通り過ぎてしまっていた。天気は予報どおり雨で、外はかなり寒そうだ。

山の方へ向かうにつれて雪景色になってきた。本当は電車の窓から眺めるだけじゃなくて、実際にその雪景色の中へ歩いていって一面雪景色の写真を撮ったりしたかったが、今回は眺めるだけ。

ローカル線で景色を眺めながら移動するのは、とても楽しい。時間はかかるけど、その土地や移り変わりを感じることができる。電車でいろんなところを旅する人の気持ちがわかった気がする。



1時間ちょっとで越後湯沢に到着。予想通り、スキーやスノボーなどのウィンタースポーツ客でごった返していた。この時期に越後湯沢に来る人でウィンタースポーツをしない人が(おれ以外に)いるのだろうか、と思うくらいだ。

越後湯沢での予定は、るるぶに載っていた「不動の滝」まで歩いて写真を撮ったりすることのみ。後は気分次第で決めようと思っていた。冬の滝というのもなかなかいいのではないかと期待していたのだが、雨のせいでさんざんだった。



雨がけっこう降っていたので、小さな折りたたみ傘をさして歩き出した。傘を差していると、まともに写真も撮れない。本当は足湯とか温泉街とかの風景を撮っておきたかったが、黙々と歩くのみだった。

湯沢町歴史民族資料館の角を曲がると、上りになる。雨と消雪パイプからの水で、道いっぱいに川みたいに水が流れていた。いくつものホテルの前を通り過ぎると、右手にスキー場が見えてきた。普通にすぐそこをスキーヤーが滑っている。

そして、それまで雪かきされていた道は、滝沢公園の手前でついに雪で覆われた。ここからは雪の上をずぶずぶ歩いて進むことになる。まぁこれはちょっと期待していた状況なんだけど。(雨は嫌だけど)



どうやら先客がいたようで、雪には足跡があった。その足跡をトレースしていくことで、かなり歩きやすかった。雪化粧した滝沢公園の中を、先人と同じ歩幅で歩いていく。

黙々と歩き続けていると、やたら体が熱くなってきて、汗まで垂れてきた。ジッとしている分にはちょうどいい服装だが、ハイキングまでやるとヒートしすぎる。

傘でカバーしきれない部分はもうびしょ濡れ。カメラも濡れないか気を遣いながら歩いていく。そろそろ滝が近づいてきたというところで、先人の足跡が小さな雪崩にかき消されていた。

ここで足を滑らしたりしたら、下の小川にダイブしてしまいそうだ。慎重に足場を固めながら進んでいった。ようやく不動の滝までたどり着いたが、雨がかなり強く、まともに写真が撮れなかった。

せっかく三脚まで持ってきて、NDとかのフィルターもあるので、凝った写真を撮ろうと思えば撮れたはずだが、雨のせいで台無しだった。数枚手持ちで撮って、すぐ不動の滝を後にした。

今までの旅でも、雨の日はだいたい印象強く記憶に残っている。嫌な感じや辛いことも当然あるんだけど、だからこそ記憶に強く残るのだろう。残念だなぁと思いながら来た道を引き返していたが、すべてうまくいく旅なんてないし、多少のトラブルがあってこそおもしろいと思うので、気を取り直す。



温泉街まで降りてきたけど、雨は弱まる気配がない。まだ時間はあるけど、とにかく駅へ戻ることにした。駅の立ち食いそばで腹ごしらえをして、後は待合いスペースに腰掛けて新幹線の時間を待った。

歩いたときにかいた汗が冷えて、急激に寒くなってきた。小刻みに体を動かしたり、足や腕、胸の筋肉に力を入れたりと色々試してみる。なんとか風邪をひかずにすんだ。

新幹線の指定席は遅い時間まで予約でいっぱいという放送が流れていた。緑の窓口には行列ができていたし、自由席はきっとかなり混むのだろう。ちゃんと指定席券を買っておいてよかった。

待ち時間には、バッグに忍ばせていた椎名誠の文庫本がようやく活躍。ホームに入る前に、屋台で売っていた笹団子を一つ買って、新幹線の中で食べた。新幹線は、おれがウトウトしている間に東京に着いてしまった。電車を乗り継いで、19時頃に無事帰宅。



今回の旅行は、行動範囲も狭かったし、見所もそんなに回ってないし、グルメなものは一切食べてないし、人が参考になるようなものではないと思う。でも、自分にとってはそれなりにおもしろかった。

何より、「電車で遠くへ行って歩き回ったり写真を撮ったりする」ということの楽しさを覚えたことが大きい。次はどこへ行こうかな? と帰りにすでに考えていたほどだ。

自転車の旅もいいが、なにぶん大がかりになりがち。ふらりと気ままに身軽にどこかへ行く旅は、今年からちょくちょくやってみようかなと思う。幸いなことに、知り合いには日本各地を旅している人がたくさんいる。色々とアドバイスなどを聞きながら、いろんなところへ行ってみたいと思う。



写真は越後湯沢の温泉街から30分ほど歩いたところにある、不動の滝から帰る途中の一枚。「晴れている雪景色」なら最高だったけど、現実はなかなかうまくいかないものですな。
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