□わたしのまいにち□

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2004年06月05日(土) アレルギーマーチにより喘息発症

5月29日(土)の午後から、takuが咳き込むようになりました。
風邪かな?と思っていたのですが、熱はなく機嫌よく遊んでいたので、特に受診の必要はないだろうと思っていました。
ところが。
夜になると痰がからんだようになり、泣き喚きます。
のどが痛いのかと思い、砂糖水を作って飲ませますが泣きやみません。
そのうち、泣きつかれてスースーと寝てしまいました。
オットと二人、明日の様子を見て休日当番医に連れていこうと言うことでtakuの隣で寝ていました。
takuはうなされたようになり、苦しそうでなかなか熟睡できないようでした。
オットとかわるがわる抱っこして寝かせたのですが、さすがに様子がおかしいので30日の朝一番で当番医へ連れていきました。
メモにtakuのアレルギーに関することや、服用中の薬、かかりつけの病院などを書いていき看護師さんに渡すと、すぐに聴診器でtakuを診てくれました。
「これは、こども病院に行ったほうがいいから、連絡しておきますね。」
そう言われて、こども病院に向かいました。
こども病院で吸入、点滴を受けましたが、血中酸素量が足りず即入院。
上気管支炎、喘息発作と二つの病名が書かれていました。
間の悪いことに、オットは6月1日から3泊4日の出張が入っていて、かなりのショックを受けていました。
「大丈夫よ〜、私なんとかやれるもん。」
私も不安だったのですが、オットにはそう言っていました。
ずーっと点滴されているtakuはかなりご不満で、ぐずぐずしていましたが、それでも体調が良くなるにつれ器用に片手で遊ぶようになっていました。
3ヶ月ぶりのこども病院だったのですが、回診に来てくださったM先生はにやりとされながら
「しばらくでした。」
なんておっしゃっていました。
「やっぱり来ちゃいました〜。」
なんて冗談はさておき、最も心配だったことを質問。
「これはアレルギーマーチで喘息に移行した、と考えていいんですよね?」
「うん、ベースに食物アレルギーがあるからね〜。そうだね。」
やっぱり、成長につれアレルギー症状が起こる部位が変わることから、アトピーから喘息に移行したようです。







点滴があるので、管の届く範囲でしか遊べません。
具合の悪いときは良かったのですが、元気になるにつれぐずって大変でした。
本や、朝晩の「おかあさんといっしょ」が子どもたちの楽しみなようです。
takuもベットの上で本を読んだり、テレビを眺めたりして過ごしました。
わたしも本屋さんで雑誌を買って眺めていました。
いつものComoは発売日前で書店になく、買おうか迷っていた「栗原はるみのすてきレシピ」を買いました。
看護師さんたちはとても細やかに気遣いをしてくださって、takuにはこんなかわいいシールをくれました。




点滴の管をいじらないように包帯をしているのですが、その上に食パンマンのシールを貼ってくれたのです。
お向かいのベッドの男の子は、アンパンマンやバイキンマンなどたくさん貼ってもらって、大喜びしていました。

ちょっとびっくりしたのは、二十代前半のママが看護師さんや周りのママと話す時に敬語を使わないこと。
「○○ちゃん、具合はどうですか?」
「あのさー、ちょっと咳してんだけど、元気みたい〜。」
って感じだったんです。
もう一人二十代前半のママがいたのですが、そちらの方にはお熱を出している下のお子さんがいるそうで、寝ているお兄ちゃんを置いてその子の様子を見に行きたいから、何かあったらよろしくと頼まれました。
1時間ほどして、ママは帰ってきたので会釈したら無視されてそのままでした。
お兄ちゃんは寝てたわけだから別にお礼しなくていいやあ〜って思われたのかもしれないのですが、頼まれて時々様子を見ていたわたしとしては、ちょっと哀しかったかな。
こういうのをジェネレーションギャップと言うのかもしれないですね。
いつも年上のママとお付き合いしていたので、良い経験になりました。
でも、同じく二十代前半のママのお友だちは、とても礼儀正しい方なので、年齢だけではないのでしょうね。

結局、4泊5日して退院許可がおりました。
家でも吸入をしなくてはならないため、吸入器の購入を指示されました。
買うまでは病院の吸入器をお借りすることになり、とりあえず実家で一泊してわたしも身体を休めることに。
takuを見ていてもらっている間に自宅に戻り、一通り掃除をしておきました。
まだゼイゼイしているので、少しでもアレルゲンを減らしておかなくてはならないのです。

今日、5日は退院後の経過を診ていただくため受診しました。
お薬をひどく嫌がり、こぼしながら飲ませているためかあまり良くなっていませんでした。
「苦しくなったら、入院の準備して電話かけて来てください。いつでも診るから。」
というありがたいお言葉をいただきました。
何しろ、アレルギー対応で食事を出してくれるのはこども病院くらいでしょうから、他で入院と言われても困るんです。
岩手県盛岡市周辺では休日の小児の入院受入病院が輪番制になっているので、こども病院以外の時に発作が起きたらどうしようと思っていたところでした。
これからもこども病院にお世話になりそうです。

携帯やPCにメールをくださった方、掲示板に書きこんでくださった方、本当にありがとうございました。
お陰様でtakuもわたしも元気です。
まだ吸入や増えたお薬に慣れませんが、頑張っていこうと思います。


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