● Anemoscope Record ●



 見えていないんじゃなくて。

バイト終了後 お腹ぺこぺこで帰宅したところ 炊飯器のタイマー予約ミスでご飯が焚けていなくてものすごく凹んだ琴です、こんばんは。

空腹にいらいらしながら聞くウィンストはその半分がそんなのアリーナの宣伝で、さらに凹みました。うぅ。

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■□ 日経エンタテイメント!

「人気者研究」のコーナーに登場。

写真は撮り下ろし。
衣裳は久しぶりに山田さんおひとりで、白を中心にベージュっぽいピンクや灰色など鮮やかな色は無し。表情も締まっていて、全体的な雰囲気はちょっと暗め。雑誌が雑誌だけに こういう写真の方が無難なのかな。

記事内容は、寡占市場とも言われる男性アイドル界で 今なおアイドルとして活躍しつづける w-inds.を「素質」「楽曲」「マーケティング」の3点から分析したもの。

普段 w-inds.を扱うのは 音楽誌、アイドル雑誌、ティーンズ向けファッション誌などが中心ですが、それらでは滅多に読むことのできない記事だと思ったのでお買い上げ。

音楽活動以外では殆どメディアに現れない彼らが、このような一般向けな雑誌で扱われてるのを見ると、改めてテリー伊藤さんや近田さんの一件に感謝せずにはいられません。

記事の中で一番気になったのは、チーフマネージャーの大谷さんの「(楽曲が)予定通り発売できない事も」という言葉。

これは、2003年春のSLの2度に渡る発売延期の事を指しているのでしょうか。2004年春の[ Pieces ]発売時の告知とのズレも ある意味時間との戦いの結果(この場合は時間が優先されて)起こった事ですよね。

単なる商戦じゃなくて、事実としてそういう事があるんだ、そういう風に受け止めて良いと思っているんだという事が分っただけでなく、実際にリリースに関わっているスタッフさんの言葉として聞けたのは嬉しいです。

ただ、最後の一文「突破口となる1曲との出会い…」については、ちょっと首を傾げてしまいます。

記者の日高さんが本文中の「素質」で挙げているもの(声・容姿・キャラクタ)全てが、女性ウケはしても男性ウケはしないもののように思うのですが…どうだろう。

PUMP兄さんたち同様に男性ファンの支持を得られるようになるというのは…可能性としてはあり得るんだろうけど、今の私には想像し難いです;

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うむぅ。
非常に客観的で構成もしっかりしていて、読んでいて面白かったです。

こういう文章が書けるようになりたいなぁ。

…ADで本格的にファンになって 2年。色んなものが見えなくなってきている私には、ちょっと無理かもしれないけれど;



あとは…イノッチの連載が面白かったです。
最近似たような事…つまり、ネットにしても公共の場にしても、姿や数字としてはそこに存在しているのに「いない」というギャラリの前で言葉を発する事、交わす事の虚しさのようなものを考えていたので、特に。

杉本彩さんの記事は…何か、あの慶太君がこのひとの隣に座っていたのは奇跡だなぁと思います(笑)最近よくテレビ出てますね、姐さん。

あ。デジタルオーディオプレイヤーの比較記事は、丁度 ipod mini が欲しいなぁと思っていたので、勉強になりました。

実は、父親が日経パソコンの愛読者だったので、時々バックナンバーを拝借して読んでいた頃は、毎回こういう比較検証記事を楽しみにしていたんです。

押さえるべきポイントを示して、それぞれの特徴を見やすく表にして、肩入れすることのないコメントが添えられていて…という記事は、その頃読んだものと変わりが無くて、何だか懐かしかったです。


2004年07月05日(月)
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