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■ ヤバイ、本当にヤバイ
出張三日目。 朝、Kさんの隣で目がさめる。仕事に出かけるまでは、まだ少し時間がある。 Kさんの寝顔を見ていたら、満たされない哀しい気持ちで。オットの寝顔を眺めている日常を思い出す。
不思議だなあ。 やっぱり、Kさんが、自分の横にこんな無防備にいることが不思議だ。 二人でいるときの、Kさんの笑顔は、会社の笑顔と全然違う。 やっぱり、やっぱり不思議だ。 何故Kさんは、ワタシと一緒にいるのだろう。
しばらくしたら、Kさんは、目をさまして、ぎゅぎゅっと抱きしめてくれた。 出張は今日でおしまい。 もうしばらく、一緒にいることもあないのだなあと思っていたら、 Kさんの方から、
もう一度抱いていいですか? というので、うんと頷いた。
仕事なんてどうでもいいや〜 ○○なんて、どうでもいいや〜 ってKさんが言うので、ワタシも心の底からほんとほんとって思った。
こんなのって・・・まるで高校生みたいだなあ
Kさんが言った。
といいながら、時間には起き、仕事へむかい、何事もないように、すごす。
今まで考えもしなかったけど、私たち、周りからみて、おかしくないだろうか? ぶしつけすぎたり、逆に不自然すぎる態度をとっていないだろうか? そんなことが気になりはじめた。
仕事中に、Kさんと会話したり、手を見るだけでドキドキする。 ヤバイ、本当にヤバイ。
2004年07月16日(金)
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