ぶらんこ
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昨日、何気なく夫に話したこと。 外国人であるわたしのほうがお通夜とかお葬式への参列が多くなってしまって、不思議というかなんというか・・ 職業柄だからしょうがないと言えばそれまでだけど、最初はあんなに戸惑っていたのにね。 そんな話をした数時間後、義母から親戚が亡くなったという知らせが入った。 咄嗟に、あんな話しなきゃ良かった、、と思った。けっして軽々しい気持ちで話していたわけではないのだけれど。
実はこのところ、うちの施設の居住者さんを何人かお見送りしていて、少し気が滅入っていた。 死んでいくことを止めることは出来ない。 病んで、弱っていくひとを見る(看る)のは、キツい。その周りにいる悲しむ家族を見るのも辛い。 それでも、悲しいとかしんどいとか、そんな気持ちをちょっと横に置いて、部屋に入るときには深呼吸して気持ちを切り替える。 出来ることは少ない。 丁寧に、心を込めて。 敬う気持ちを忘れないで。
死んでいくことに対する気持ち、心の持ちかた、というのは人それぞれだ。 家族でもそう。家族のひとりひとり、みんな、違う。 そして、どれが正しくてどれが間違い、なんてことはない。 どれもこれも、そのひとの心の在り方なだけ。
だから、自分の心の在り方について、考えている。 自分はどうしたいか。
まだ考えはまとまらん。 けど、まんまんなかはわかっている。 ただ、ぽつり、ぽつり、と、思うことを。
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