底へ降りていくのにどれだけの時間を費やしたろうここが深淵か或いはもっと深いのかわたしは闇を欲するもっともっとわたしを包みわたしを飲み込むほどの苦しみこそがわたしの支え痛みこそがわたしの糧闇に限りはないひたひたとどこまでも続くじっと目を凝らす拡がる闇を見る闇は休むことがないわたしに寄り添いわたしを放さないわたしは闇を見る闇に果てがあるかのように