ぶらんこ
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2004年08月08日(日) ぷーちゃん

散歩の帰り、ぷーきーとかくれんぼをして遊んだ。
ぷーはいつもわたしの先を、振り向きふりむきながら、歩く。
わたしはぷーの目を盗んでは、ちいさな小道に入ったりして、草むらの影に隠れる。
ぷーはわたしがいないのに気付くと はっはっはっは、と言いながら走ってくる。
息をひそめ、身をかがめて隠れても、すぐに見つかる。


今日、ぷーはとんぼを追いかけるのに夢中だった。
わたしはしめしめと思って、違う小道をずーーーっと進んで行った。
珍しくぷーはこちらに気付かない。
でもだいぶん進んだところで、たったかたったか、と馬の蹄のような音が近づいてきた。
ぷーがものすごい勢いで走ってきたのだ。
あまりにも真剣なので、おかしくて大笑いしていると、
ぷーは突然止まって、右足をあげたまま背伸びをし、すすきの葉っぱに鼻を近づけた。
その姿がとてもかわいくて、思わずにっこりしてしまった。



夕暮れが近づいてきて、風がびゅーんと吹いた。
ぷーきーが元気になって、わたしは、とってもとっても、とっても嬉しい。




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