限定鼓動

2004年05月06日(木) crisis call

メールの返事はしてない。
興味本位はほんと、もういいよ。

泣く程、嬉しいメルだってあったよ。
不思議になる程、あたしを想ってくれてるメルだってあったよ。
それにさえ、返事してない。
あたしの左手は、まだ上手く動かない。
それでも返事くらいできるのよ、本当は。
こうやって日記が書けるんだから。

けれど、見え隠れする興味。
嘲笑うような言葉。
せいぜい死にたいと喚いて、どうせ死なずに生きていくんでしょ、と
そうかも知れない。
勇気のないあたしは、どうしても死ねないかも知れない。
何だかんだで流され生きていくのかも知れない。
もしかしたら、誰より長生きしちゃうかも知れない。

けれどね。
“死にたい”と軽々しく云う奴って、本当少ないと思うよ。
死にたいって云うまでに、どれだけの思いがあったか
そんなん全然知らないんでしょう?ねぇ。
それでもきっと嘲笑うかのような笑みは消えない。
きっと。私の存在自体、面白いんでしょう。

狂言。
そう云われたら、結局生き続けているのだから仕方ない。
結局、助かってしまってるんだから。
けれど。けれど。

返事、してなくてごめん。
少し酷くなる、人間不信。
この週末には返すから、どうか私を待っていて。

自殺しようとした人間が、その事実を笑いながら打ち明ける。
へらへら笑いながら、オカシクなったかのように他人事のように
いつもの。“いつも通り”のあたしで喋る。
あたしの笑顔を信じないで。
そんな軽く信じないで。
無理してること、誰か気付いて。

初めて云うよ。

「誰か助けて。」

あたしはもう、立ってられない。


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陽 [MAIL]