先週の25日金曜日、なんとインフルエンザA型と診断されてしまった。

今日で発症四日目。
昨日辺りからだいぶ気分が良くなったけど、二日間は何ともしんどかった。




そして、インフル二日目の27日（日）の朝、絃が空に旅だって星になってしまいました...。
我が家にお迎えして4年と8か月でした。


でも実は　急なことではなく...　ここに書くのは初めてなのですが
この子達を掌に抱っこできる様になった一年くらい前には始まっていました...。

絃のちょっとした行動や、抱っこした時に胸の鼓動を掌で感じる時、福とは違う違和感が。
きっと絃は神経質な性格もあるけど、体の中に弱いところがあるのではないのだろうか...。


ゴルバ様と私はそんな絃の様子を感じたり見たりする度、今後のことを話し合っていました。

絃に何か重篤な症状が出ても延命治療はしない。
ナチュラルに、怖い思いも嫌な思いもさせず、いつも通りの場所で、静かに見守って最後を看取ってあげよう。


そしてとうとう昨年の秋頃から筋力の低下が始まり、飛び立っても床にしか着地出来ず床を歩き回っている状態に...。

自分の行動が思うようにならない為か苛立って福と喧嘩が多くなり、怒り過ぎて軽い発作をおこしたりしました。

これでは怪我をされても困るので、まったく同じ籠を購入して二つ並べて置き、無理に一緒に入れないようにしたのが11月ごろ



今年に入ってから更に　少しずつ　少しずつ　でも日増しに、筋力の低下が進み...

それでも、絃がしたい事を見守り、出来ないことをサポートして、何時もと同じ口調で声掛けをする。

よくしたもので「上がれないの？　なら、此処に乗ったら連れてってあげるよ！」と、掌を出すと跳び乗ってくるのです。
もっと遊んでいたい時は　ぷいっと逃げていきましたけど...＾＾；

毎晩「　今日も一日元気に居られてよかったね...　」と　毎朝「　今日も元気で居ようね　」の繰り返し。


しかし日増しに状態は悪いほうに向かうしかなく...。

今月20日頃から止まり木の上でバランスを崩すと握力が弱いので何度も落下...
22日には落下した後で上の止まり木に戻るのがかなり必死な状態。

もうこのタイミングだろうと思い、この時が来たらと考えていたケージの中をバリアフリーにセット。



床の網の上にティッシュの箱を並べ底上げしタオルを敷き、止まり木はその底上げした床のすぐ上の位置でセット。
餌も水も止まり木も床も全部同じ高さで、やはりバリアフリーでも止まり木はあった方が足元が安心するようです。

居なれた鳥籠で、せめて少しだけでも不安なく楽に過ごせるように...


こんなやりかたですが、もしかしてどなたかのお役に立てられればと　写真を残しておきたいと思います。


▲　鳥籠をバリアフリー。奥にはペットボトルの湯たんぽを置いて奥行きを狭くしてます。
わかりやすいようにペットボトルはむき出しですが、タオルで巻いていました。



バリアフリーにして3日間、絃は這いずるように移動して餌や水を飲み、低くなった止まり木につかまって休んでいました。
様子は穏やかで、もしかしたらもう暫くこのまま頑張ってくれるかな...　と、少しの希望を願ったりもしたのですが

私ががインフルになって二日目の朝、絃は強い発作が起きていて...　
私とゴルバ様と福に見守られながら、午前9時過ぎ　静かに旅立っていきました。


福は、絃の亡骸に20分も寄り添って、どうして動かないの...　とでも言いたげに嘴で羽根をすいたりつついたりしてました。

もしかしたらそれで福なりに納得したのでしょうか...　
諦めて絃から離れた後は、何時もの元気はありませんが、鳴いて探したり　呼び鳴きもしません。

福は賢い子です。絃が弱ってから　時々さりげなくサポートしてくれていました。
そんな様子を見て、この子達を一緒にお迎えしてよかったなぁ...　と微笑ましく思っていました。　




▲　福は今、私の目の前に...。


やはり　福がこのまま独りぼっちは可愛そうなので、少し落ち着いたら相棒をお迎えしてあげたいなと思っています。

我が家はこうして、これからもぶんちょと繋がっていくのだと思います。





絃、荒鳥でお迎えしたのに...　こんなに懐いてくれるとは。（※荒どり鳥とは、人間を警戒して、なついていない鳥の事）

絃が苦しみや痛みから解放されて...　父さん母さんは、寂しいけれど悲しくはありません...　変な言い方だけど安心して涙が出ます。

今頃虹の橋の向こうから我が家が見えますか...？

出来る事なら絃の生きれなかった命の分を福にお守りとして授けてあげてください。




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・ 2019年01月17日(木）４ヶ月ぶりの更新。　そして新年早々　色々始まる。　

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