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僕は結局無力でしかない。 - 2005年07月09日(土) 止まったままの心。 傷痕は相変わらず皮が張っては抉れるを繰り返してる。 大好きだった曲があった。今じゃ、聴くことさえできない。酒の力を借りて…歌おうとしたんだ。嫌いになったわけじゃなくて別の理由から聴くことが出来なくなったから。だから、もう一度歌えるようになりたかった。 …歌い切るだけは出来た。だけど、ダメだった。半分も終わらない内に吐き気が酷くなった。脂汗が滲み出た。 自分が情けなくて辛かった。こんな、何でもないことさえ無意識に拒否する身体が、精神が厭わしいと思った。 理由を少なからず知る友人たちだったから、歌おうと思った。傷痕を克服したい、と思ったんだ。 嘔吐感もリスカ痕の痛みもなくならなかった。悲しい。だからこそ…。貴女にはその轍は踏んでほしくないよ。まだ、引き返せるから。まだ、手遅れじゃないから。認めることさえ出来なくなったら貴女は本当に戻れなくなるかも知れないから。 私、貴女がそんな風に壊れるの見たくない。壊れてほしくない。私がもう一度、貴女に逢うまで貴女には元気で笑っていてほしいって思う。 ...
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