グミ夢日記
グミ



 小池栄子と病院と、もう会う事はない人々

総合病院の中に歯科があって
私は診察椅子の上に座っていた。
看護婦の小池栄子が私の歯茎に麻酔注射をする。
ぐりぐりと針をねじ込まれて痛かった。

しばらくすると医者が来た。
その医者は私が通っている耳鼻科の先生だった。
他の看護婦が「先生は○○町で耳鼻科もやっていて…」
と説明をしはじめる。

治療の途中で先生は医者のストライキがあると言って
いなくなってしまった。
私は、これどうするんだろう…と思っていた。

10分程待たされた後、若い医者がやってきた。
ストライキのせいで人手が足りなくなり、
治療を頼まれ内線電話がたくさんかかってきたが
歯科だけ要請がなかったのでこちらから優先的にきたそうだ。

治療が終わって病院からの帰り、コンビニによった。
コンビニの前には昔の友人Aがいた。
Aはコンビニの中の牛乳を勝手に飲んでいた。
が、彼女は
店内の牛乳をコップに注いで外で飲んでいるのだから
万引きではないと言った。
私は犯罪だと思った。

レジの前は長蛇の列。
床から一段高くなっている畳敷きのスペースで
みんな寝転がって順番を待っている。

私の後ろに高校時代の後輩Yがいた。
Yは巨人の野球選手を経て、コーチになっていた。
まだ若いのに偉いなぁと思う気持ちと
まだ若いのにもう現役じゃないんだ、という気持ちが
入り交じっていた。

Yのかわいい仕種は健在だった。

  ■■■

コンビニで買ったのはグリコのカルシウムの多い牛乳と
クリームあんぱん。
小池栄子はかわいくて優しかったが、
注射が痛かった。

2003年04月21日(月)
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