僕と君と世界の距離を

2004年11月23日(火) 「東京フィルメックス」

シンポジウム「国際映画を語る」有楽町朝日ホール

東京フィルメックスのシンポジウムに参加してきました。

パネラーに北野武、塚本晋也、是枝裕和、森昌行、あと外人一人
(覚えろ)という私的においしい組み合わせだったので気になって。

東京って素晴らしい。
「ちょっと気になること」に対してちゃんと参加できる。
交通費や休みの調整も考えなくていい。
その手間が省かれる分、選ぶ側も何をどのくらい選ぶかを
考えなくてはいけないんだろなーとも思います。
いけないというかおのずとそうなっていくというか。

シンポジウムは塚本監督がとにかくかわいかったです。笑。
あんな変な、かわいらしい人がああいう映画撮ってるんだな〜と思うと。
不思議。役者をしている時とも全く違う空気で、
とにかく変な人だー、可愛い人だーと思いました。

是枝監督は思った通りの人でした。
映画を観てこういう人なのかな、と思っていた通りの。
しゃべっているときに「ですよね?」って確認するように
隣に座っていた塚本さんにしきりに目線を送っているのかわいかた。
(塚本さんはぼにゃりしてましたが/笑)

武さんは若干寝てました。笑。
すがすがしいくらいつまんなさげでした。
いや、私も眠くなったよ。爆。
外人の話がちょっと眠くて…自動通訳(の機械を借りたんですが)
わかりづらく…。ワタシ悪くないヨ(悪びれもせず)

話として一番感じるところがあったのは森さんのお話しかもしれません。
以前見た「日本映画を考える」という番組で
お話されていたようなことを話してました。

プロデューサーとしての目線から選ばれた言葉。
様子からかなり本音(かつ情熱)であろうと。
というか、どんなに汚いことをしていたとしても
根っこにある情熱とか人としての力というか、
そういうものが信じられる人間というのはいて、
森さんはいつもそういう根っこの情熱を信じられる大人です。

大人になるって、本当は素晴らしいことで、素敵なことで、
それは何かを諦めたり、悔やんだりすることじゃないよ。決して。
世界や大人に失望している子供みんなに、教えてあげたい。

そして素敵な大人になればいい。

勝手に諦めて、勝手に失望して、
なりたくない大人になる必要なんてどこにもないもの。


…話それまくりました。爆。

とにかく良い休日でした(そんな締め…!)




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