まっしろになる瞬間があることで生きていけます。
私が手の先からどんどんとこぼれていき、 落ちていき、からっぽになっていって、気付くと形 (いびつだったりゆがんでいたり納得いかなかったりしますけど) になって残っているものがあって。
ただそれだけのことで。
別にきっと世界にとって意味も意義もない。 別にきっと私にとって好きも嫌いもない。
でもあのまっしろになった瞬間って 生きているなあと思います。なんか、私生きてるなあと。 (よく生きてるなあと思うこともありますが…/暗) いろんなことを考えたり、しんどいなあと思ったり 意味を考えたりもしますけど、あの生きてるなあ!に勝てない。 勝てないというか、アレなんです、きっと。
「いる」のは。
アレがあって、日常があって、なんかお茶とか淹れたり、 布団干したり、掃除したり、家族のことに協力したり、 他人がいて、仲良くしたり、嫌いになったり、 社交辞令言ったり、なんか色々めんどくさかったり。 誰かと笑いあったり、泣きあったりして。 連れ添う誰かを見つけて。
そうやって普通に生きていけるのがいいなあ。 生きていきたいなあと願います。
まあできなかったら、それもまた受け入れます。 そこら辺は柔軟に。 シアワセの形を先に決めちゃうとしんどいので。 人にはそれぞれできることとできんことがあっからねー。
|