僕と君と世界の距離を

2004年04月29日(木) まっしろ

まっしろになる瞬間があることで生きていけます。

私が手の先からどんどんとこぼれていき、
落ちていき、からっぽになっていって、気付くと形
(いびつだったりゆがんでいたり納得いかなかったりしますけど)
になって残っているものがあって。

ただそれだけのことで。

別にきっと世界にとって意味も意義もない。
別にきっと私にとって好きも嫌いもない。

でもあのまっしろになった瞬間って
生きているなあと思います。なんか、私生きてるなあと。
(よく生きてるなあと思うこともありますが…/暗)
いろんなことを考えたり、しんどいなあと思ったり
意味を考えたりもしますけど、あの生きてるなあ!に勝てない。
勝てないというか、アレなんです、きっと。

「いる」のは。


アレがあって、日常があって、なんかお茶とか淹れたり、
布団干したり、掃除したり、家族のことに協力したり、
他人がいて、仲良くしたり、嫌いになったり、
社交辞令言ったり、なんか色々めんどくさかったり。
誰かと笑いあったり、泣きあったりして。
連れ添う誰かを見つけて。

そうやって普通に生きていけるのがいいなあ。
生きていきたいなあと願います。


まあできなかったら、それもまた受け入れます。
そこら辺は柔軟に。
シアワセの形を先に決めちゃうとしんどいので。
人にはそれぞれできることとできんことがあっからねー。


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