半年ぶりの手のぬくもり - 2007年07月02日(月) 「明日、泊まってもいい?」 金曜日の夜メールした 「いいけど、俺出かけるよ」 それが彼の返事だった 土曜日の夜、彼のいない部屋に行った 誰と過ごしてるのか、何処にいるのか、いつ帰ってくるのか、 私はもう彼に何も聞く権利もなく何も聞けず それでもただ一緒にいたくて彼の部屋に行った でも部屋に入ったらどうしようなく寂しくて いつ帰ってくるのかわからない彼をとても待っていられなくてまた外に出た。 どうせ帰りは朝方だろうと思い車を走らせてまもなく彼から着信・・ こんなに早く、しかも電話がかかってくるなんて思ってもみなかった 「今どこ〜?」と彼の声 「部屋に行ったけど、寂しくてまた出てきた」と言う私に 彼は「コーヒー買って早く戻っておいで」 飲んでるせいかその言葉は昔の彼の様に優しかった 別れてから半年ぶりに彼の部屋に泊まった その夜、ベッドの中で隣で寝ている彼の手が私の手に触れた 私はそっと彼の手を握った 彼も眠ってなかったみたいだけど私の手を払いのけようとはしなかった 体を重ねる事はあっても、決して手を握る事もキスも絶対にしようとしない彼の半年ぶりの彼の手のぬくもり・・ 昔はよくこうやって手を繋いで眠ったなって切なかった 朝になるといつものように冷たい態度・・ なのだと思う 昨日は一緒にいる間、彼の携帯はならなかった でも私に分からないように何回か携帯を気にしてた いつもほったらかしだった彼の携帯はいつメールかきても分かるように置いてある どんなにまだ繋がっていても私はもう過去なんだってそう思った。 今、私が繋がりをきれば彼が新しい恋をはぐくんでいくのを見ないですむのに・・ わかっているのに出来ない・・ -
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