人間は過去の出来事を 「忘れていく生き物」と言うが、 言い換えれば 「思い出さなくなる生き物」 と言えないか??
あなたのことを思い出すことが 確かに少なく・・・本当に少なくなった。 現実は時に厳しく、 残された未来は、生きてきた時間よりも少なく、 過去に囚われるヒマはまったくない。
いつかどこかで・・・なんて甘い期待も きっとかならず・・・なんて蒼い信念も 本当にどうでも良くなった。
ただひとつ あの頃と変わらない気持ちがあるとすれば どこで誰と生きていても 幸せでありますように。 健康でありますように。
そんな気持ちでさえ “思い出さなくならない”ように。
○ 光と影の季節 / 浜田 省吾
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