久しぶりに、読書にハマりだす。 読書の暇が生まれるほど、 少し生活が安定してきているという事か?
村上由佳:「夜明けまで1マイル―somebody loves you」 年上の女性との不倫に苦悩しながら、 学生生活を生きる主人公は、プロを志向するバンドマン・・・ベーシスト。
この手の本の中に出てくるバンドは、 本筋とはあまり関係ないものが多く、故にその表現が ものすごくいい加減なものが多いが(例えば『ベースは“6本の”弦の上を 自在に指を泳がせる楽器だ』・・・みたいな)、この本は 一箇所を除いて(どんな過ちを作者は犯してしまったのかは忘れたが) 割とバンドマンの日常・音楽的知識をしっかり書いていたように思う。
逆に物語りの本筋の方が・・・つまらなかった(苦笑)
高野 和明 :「13階段」 ある死刑囚の冤罪を晴らすべく、 保護観察中の仮出所の男と刑務官のドラマ・・・。
これは傑作!! 宮部みゆきさんが絶賛するの、すごくよくわかります! なぜなら彼女の名作「火車」と同じ匂いのする作品だからです。 まだ最後まで読み切っていません・・・あと何ページか・・・。 ラストまで一気に読んでやろうと思っています。
さぁて、次は何を読もうかな・・・? 読書に耽る、冬の夜・・・です。
○ これで自由になったのだ / サンボマスター
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