2004年04月24日(土) |
それは、一本の電話から |
fridgeのラストライブの日。
1年弱(す〜さんやまるさんとは2年だ)の短い日々なれど、 素敵な仲間たちとの、足早に駆け抜けた日々への感傷に 引きずられてしまいそうになる心を必死で踏ん張って、 自分の足元に映る現実に目をやる。
・・・お前は“これから”どうする?・・・・
解散が決まった日からしばらくは、 もうオレも終わったな・・・と思った。 音楽活動とか、バンド活動とか、 さらに言えば、せっかくこの年齢になって出会う事のできた 素晴らしい『音楽仲間』の輪からさえも、 ひっそりと足を洗って去るべきかも・・・そんなことも考えた。
でも、心の奥底に、まだ意地が残っていた。 「大丈夫!あきらめるな!ここで終わるな!」と。
そんな日々の中でつかんだひとつの電話番号。 バンドを立ち上げて、ベースを担当したい・・・と。 今日の3時ごろにTELをくれとのことだった。
ライブのリハーサルが終わって電話をしてみる。 「明後日、会いましょう!」ということになった。 さぁ・・・いったいどうなることやら・・・。
でも、今日と言う一日を、fridgeを悔いなく終わらせないといけない。 階段を駆け上がり、ライブ会場へと、 fridgeメンバーが待つところへと向かった。
〇 風が吹き抜ける丘 / fridge
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