走ったら谷底へ〜走・ら・谷〜
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2004年09月12日(日) 聞こえなかった愛の囁き

歌えなかったラブソングに、届かなかったラブレター。かなわなかった昨日の目標。
さすがに一日ハンゲームにどっぷりにはならなかったものの、暇こいていた弟に勧めたら10分ではまる。人間ってつくづくおサルだ。姉弟だからか?

あ。とりあえず本を読みました。森健「火薬と愛の星」。
いかんせん、100万回生きた猫を読んでいないからなぁ、変な感想を出せないので、深く触れるのはやめておきますです。
しかし、モテるのとも違う、こんな感じの男性って…(てんてんてん)。好かれないし好きにもならないなぁ…100万回生きた猫を読んでいないので、感想はこれまで(感想じゃないし)。
嫌いではない。けれど、冒頭の「。」がない文章がちょっと苦手。今月号の新潮に掲載されてたっけ。モリケン(そんな略しかたするな)。来月7日に即、図書館へ行ってみよう。

きっと今更ではないのだけど、さっき「作家の読書道」のバックナンバーをちらちらと読んでいたら、伊坂幸太郎は吉田修一のことを「よっしゅう」と呼んでいた。よっしゅうって…。だいぶ、楽しげな人だ。しかも使い方がいい。以下抜粋。

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吉田修一さんも面白いですよね。僕は勝手に“よっしゅう”と呼ぶことにしているんですが(笑)、よっしゅうは人の距離感を描くのがうまいですよね。
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よっしゅう「さん」ではないのがいい感じの無許可。作家同士というよりも、作家と読者じゃん。ほんとはつきあいがあるのかないのかなんて知らないしあまり興味もないのですが、関わりがありそうでなさそうな。
しかしよっしゅうにはやられた。私も何か伊坂幸太郎を勝手に呼びたいけれど、よっしゅう以上のものが見あたらないのが、何よりも悔しいものです。悔しいついでに、私もよっしゅうと呼んでやるのだ(それを白旗というのです)。


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