朝起きると、上半身裸のむきむきボーイが、首からキンキラキンなものを提げていた。昨日のこと。 今朝は、今度はぴちぴちのタンクトップを着たやはりムキムキあんちゃんが、頭にはオリーブ、そしてやっぱり首からキンキラキンなものを提げていた。しかも、6人。このままいくと明日にはキンキラキンなものを首から提げたマッチョが36人になってしまう。 恐ろしいけど、おぞましくはない。
深夜1時なら起きているけれど、これまでの自分を考えてみてリミットは2時です。柔道しかリアルタイムで観ていないアテネオリンピック。いいのかね。ホントは観たいんだよ、競泳。何のために毎年優香とB’zを見聞きしたのか。挙げ句の果てには教育テレビの競泳中継も観ていたんだぞ。
「第5のコーゥス、松岡修造くん(仮名)、近大附属高校」
おばちゃんだかおねえさんだか全くもって年齢不詳でエコー満点のアナウンスの競泳なんて競泳というよりもむしろ「水泳大会」なんだぞ。なのに観てるんだぞ。そんな人間がなぜオリンピックを観ていないんだ。教えて欲しい。ひとまず、誰に聞けばわかるか、そこから教えて欲しい。
今宵は柄にもなくヒップホップ。待ち時間に文學界のバックナンバーを読むダンサーはどこにいる。しかし読む。玄月の短編を読み終える。初遭遇。 家に積んである書物のうちどこから手をつければいいか考えたとき、借りたものから崩していけということに気づいたのが先日。遅いよ。 ひとまず返却日が明日に迫っている文學界5月号(芥川賞候補が2作掲載されている)を攻略。もはや読書になってないじゃん。こりゃいかん。 ひとまず絲山秋子「勤労感謝の日」、佐川光晴「弔いのあと」をクリア。だから読書しろって。 秋子は手抜きをしているのか?それともこれを書くのは難しいのか?それに気づかないだけなのか?ひとまず、バブル全盛で就職をした人たちが「俺たちだってしんどいんだゼ」と言っている小説。35歳くらいの人が、一念発起して小説書こうと思って「まずは自分だけしかわからないような身近なものから題材を選ぶといいですよ」と言われて書きたくなる題材。ということはやはり絲山秋子は上手いんだな。改心。しかしバット持って目隠ししてぐるぐるしてから歩くような小説。竹中直人はまっすぐ歩けますが。 佐川光晴の方はだるだる進む絲山秋子とは異なって走る小説。アップランくらいの速さで走って、首だけ振り返るけど後ろには下がらない。キャラのビックリさはあるけれど、それをおどおど語る主人公なら、「チルドレン」の陣内と鴨居の方が好きかなぁ。
てなわけでヒップホップダンスに体験入学。Berryz工房ですら偉く感じるくらいダンスが覚えられない。でもできるようになると楽しかったりします。それが負けん気根性を目覚めさせるわけですよ。「楽しみましょう」先生も言ってたさ。てなわけで通います。
明日は文學界を返却。また借りているものを読みます。次に手に取ったのはあさのあつこの「The MANZAI」。ふりがなまみれの本を手に電車に乗ることになりそうです。それなのに世間はもうお盆休みが終わってる。スポ新の隣であさのあつこ。裸体禁止の週刊ポストの横であさのあつこ。もっと艶々な展開になっている雑誌の向かいであさのあつこ。日経新聞の左であさのあつこ。明日は、どれに該当するでしょう。できれば、会計とか民法とかそんな参考書でもめくった嵐のようなカッコかわいい男子の右であさのあつこ、がいいのですが。あ、勿論座って。
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