走ったら谷底へ〜走・ら・谷〜
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2004年07月30日(金) 目が一方向しか見られないのは、罪である。

市内の工業団地の会社主催で親睦会。女子は強制、男子は自由参加の妙。別にそう決まってる訳じゃないんだけど、どこの会社の空気もそれは同じらしい。ちなみに私ら団体職員は、一人を除いて男子も強制参加。ちなみに親睦会は18歳から30歳程度、とあるのにその「一人」は当年とって32歳。好きだねえ…。

うちの職場には芸能人級の美人がいます。たいそう似ている歌手がいるから「芸能人級」なのだけれど。
本日参加した女子職員は3名。その親睦会のゲームで「ミス納涼」「ミスター納涼」を参加者投票で決めることになっていたのだけど、その美人さんに投票しようと男がやってくる。「君、何番?」
うちの女子職員に与えられた番号は26〜28番。美人さんは27番だったのにもかかわらず、「28番です〜」てゆーか、オレ、28番だし。やっべーよやべーって。勘違いマンの1票が私に。まいっちゃうね。これでミスに選ばれたらどうすればいいってのよ。スキャンダルがばれちゃうわっ☆
なんて勘違いは夢と散ってこの微妙な親睦会は続く。美人さんに声をかけた男の語りは続く。残り二人は入れない。こっちなんか見てねーもん。去年は私がいなくて、女子2人だったから、美人さんには何の罪もないのにもひとりさんはしんどかったようで。こんな時役に立つのがオチ役。やってられんです。こちとら読書会もぶっちぎってまで来なきゃいけなかったってのにぃ。

そんな中、親睦会唯一のお楽しみ(自由参加の男子会社員は必ずしもそうではないだろうけども)、ビンゴ大会。賞品がなかなか良いらしい。
リーチが増えてそこから詰まっていた私の隣でビンゴ。しかし当事者はお手洗い中。そんな中、別の社員さんが私のとその当たりビンゴカードを交換してしまう。
「君、行ってきていいよ」
甘える。だってDVDプレーヤー、欲しかったし。
しかしこの賞品はさらにパネルで選ばなくてはいけないのです。私の交換ビンゴカードで一緒に上がった人は他にもいて、直前の人はなんと「ディズニーランドペアチケット」。豪勢じゃないか。
私も選ぶ。「ディズニー〜」
ん?むむ?おおお?もしかしてぇ?

「ディズニーパペットでーす♪」

パペット。それは何かと尋ねたら、プーとコブタの人形劇。まんまです。
とりあえずもらった瞬間両手に装備。「うわーやっちまった」てな顔を必死で作りつつ、両手にパペットで記念写真。
しかしねえ、これは、よく考えれば、大当たりです。
だってデジカメやmp3ならともかく、DVDはPS2ではあるものの見ることができる環境にあるから、どうしても欲しいモノではないわけで、扇風機なんかだと持って帰れない。花も持って帰れない。するってえとパペットはなんて理想型なんだ。嬉しくてたまらないよ。家でもパペットマペットのまねとかやっちまった。ありがとう、隣の兄さん。同い年だってねえ。同じ月生まれだってねえ。だって今日(30日)誕生日だってねえ。またどこかでお目にかかるかもしれないね。駅前で親睦会ならこのあと呑みに行っても良かったんだけどねえ。あたしゃ親睦会で呑んでなかったしねえ。しかし工業団地じゃぁ、それは無理なモノです。あっはっは。パペットと本気の男のまっすぐな視線は、財産でした。残念なのは、男のまっすぐな視線は、私に向けたものでは、なかったことですが。

しかし、「文学少女でオチ担当」なんなんだ、私。
(※職場の私のイメージが「文学少女」なのです。26だけど)


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