表と裏
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2004年06月20日(日)    

また次の日、もしかしてと思う気持ちを持って、

既婚板チャットをのぞいた。

あの彼がいるではないか!




そう、Iさん。

なんだか、すっと落ちていった彼が気になっていたのだ。

「こんにちは」
「こんにちは」

「昨日は楽しかったです」
「こちらこそ」







その時は時間がなかったので、
また夜話そうと言うことになった。
そんなこんなで話をしているときに、
アイツは入って来たのだった・・・。





「こんにちは」

と入ってきたのはK。

すっかり2ショになって、盛り上がっていた私たちには、
正直邪魔な感じだった。
でも、邪気にするわけにもいかず、

「こんにちは」と打った。

でもIさんは、私と話してたときとは別人のように、
話してこなくなった・・・。


私もなんだか、ここのチャットでは共通の話題もないので、
何を打てば良いのか分らなく、悩んでいた。


そうこうしているうちに、
Kは

「お邪魔だったかな」
「いえいえ、そんなことないですよ」







そんなこんなしているうちに、
出かける予定の時間が来た。

「出かけます」
「また夜話しましょう>Iさん」

そう打ったのが間違いだった・・・。








夜になるとやっぱり彼は待っていてくれた。

「こんばんは。Iさん」
「こんばんは」


それからもたわいのないことを話し続けた。


そして、聞いた。

「Iさんて、大人数のチャットってお嫌いなんですか?」




「苦手なんだよね」




だったら、2ショに誘ってくれれば良いのに。
彼はぜんぜん誘ってくれない。
メールも聞かない。




そんな彼に引かれていく自分に気が付いた・・・。



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