聞こえている風の音がヒューヒューと何処からともなく聞こえている…閉ざしているはずの心の隙間に風の音は染入るように聞こえるいろんな人達の笑い声であり多くの人達の叫び声のようにけして目に見えるものでない風の音何故か見つめている私の頬にはいつしか涙が零れていた風の音が聞こえている…