泡沫の記
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2005年04月21日(木) |
好かれているうちが花なのかも・・ |
3番目のBFからメールが来る。 時々メールのやりとりはするが、滅多に会えない。
私には今のところ公式な恋人はいない。 残念なことにいま一番好きな人は恋愛に興味がない。 本命ではあるが、私を全く大事にしないことに 心のどこかで諦めがつきつつある。 離婚こそしたものの、彼のペースで付き合うには 私には物足りない。 せめて、電話だけでも欲しいのに。
だから、私は彼への気持ちはそのままにして 他の人とも適度に付き合ってもいいのではないかと 思うようになった。 誰が私を責める資格があるというのだろう。
目下、2番目には雰囲気の作り方が上手な 背の高〜い彼だが、一つ大きな問題が。 彼は恐妻家なのである。 妻帯者は基本的に論外だが、例外。 カッコいい彼だけど、最初から掴み所がない人で 本心が分かりにくい人だった。 けれど、先日久しぶりに電話をもらって会った時に、 とても寂しそうな、どことなく哀しそうな顔をしていた。 たぶん妻には絶対に見せないような顔であったことに 免じて?2番に大昇格。 不毛な恋愛はしたくないので離婚しない限りは 私から追いかけたりはしない。 その決心があるからこそ、細く付き合えるとも言える。 sexの濃さが加減が丁度いいということが互いに魅力なのかもしれない。
3番目は私より遥かに若いし、会話がもり上がらない タイプだけれど、まめにメールをくれることと、 私を気に入ってくれているので、なんとなく。 ある役者に似ているということが高いポイント。 おとなしくて派手地味という妙な感じだけれど かなりの遊び人であることはわかる。 そんな人が私にご執心??ということが私のプライドに 叶うのかもしれないとは思う。 ピアスをした男というのは彼が初めて。
本命の彼の私への思いは気の合う友達ぐらいのもの。 一筋縄ではいかない人なので私も疲れる。 いっそのこと、彼への熱が冷めてくれないかと思うが 初めてのインテリっぽい人なせいか諦めきれない。 だが、やがて諦めはつくと思う。 そんな予感だけはする。
2番目は私とはつりあわないし、彼が離婚してまで 私と付き合いたいといわない限り、私も本気にはなれない。 彼の妻は彼の浮気を恐れるあまり、彼をあらゆる角度から 拘束していてメール出来ないようにすることはおろか 着歴のチェックまでするそうだ。 (なぜ、彼はそれを許しているのか?) それほどのチェックが厳しくても、現に彼は 私と会う時間を捻出してくれたわけで、 表面上だけ拘束しているつもりでも、心までは 拘束できないということ。 妻には可哀相かもしれないが同情はしない。 私が誘惑したのではない。 彼が私を気に入っているのだから。 (今のところだけなんだろうけれど) 所詮、人の心を完全につなぎ止めておくなんて無理なこと。
そんなふうに思えるようになったのは、 私もいろんな経験をしたから。 本気で私を好きな男などいないのは、もう仕方がないこと。 そんな相手を待っていたら一生なんてすぐ終わってしまう。 ならば、どんな形にせよ、好かれているうちが花だと思う。 誰も私が本命でない以上、私も誰も裏切ってはいない。
こんなのは恋愛ではないのかもしれない。 でも、そんなふうに割り切らなければ 私には誰もいなくなる。 恋愛は一人ではできないのだから。
でも願わくばいま一度、本物の恋愛をしたい。 お互いに相手が自分に必要だと思える運命的な恋愛を。 そういうのって、幼稚な心理なんだろうけれど・・。
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