泡沫の記
DiaryINDEXpastwill


2005年04月07日(木) 自己愛のために尽くす

無理をするな、なんて言われるけれど
私はいつでも自分の気持ちに正直でいるので
無理をしてでも、彼の役にたちたいと思うし
彼と一緒にいたい。

愛するということは、しょせんは自己愛みたいなもので、
私は自己満足のために彼に尽くし、彼に好かれたいから
無意識にも、彼のご機嫌をとる。

やがて彼から疎んじられるか、私が彼に失望するか
私が破綻するまで、きっとそのような自己愛は続いていくだろう。

何を犠牲にしても、自己愛のために生きている私など
人間のクズかもしれない。

きっと遠からず、私は疲れてしまうだろう。
無償の愛などと思っていても「こんなに尽くす私の気持ちなど
わかってはもらえない」という気持ちが日毎大きくなるのがわかる。
でも一方で、彼に喜んでもらいたい自分も今だ存在する。

約束が一日延ばしになって、いよいよ明日にまでずれ込んだ。
もう後がないわけで、彼はどこかで無理をして時間の都合をを
つけようと努力してはくれるだろう。

「何もかも 言おうとすると 出る涙」

という投稿川柳があって、私はそれが忘れられない。

いまの私もそう、何もかも言いたいのだけれど、
何もかも言おうとすると、何も言えなくなる。
何を言っても、彼を困らせるだけだから、不本意ながら
私はききわけのいい女になってしまっている。
そんなのは、本来の私じゃない。

この恋は、いったいどういう結末をむかえる事になるのだろう。
私の望むような、情熱的な恋愛はもうできないのだろうか?



波ちどり |MAIL

My追加