オレンジの映画日記
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2004年07月09日(金) 【アバウト・シュミット】2003年/アメリカ


監督:アレクサンダー・ペイン
出演:ジャック・ニコルソン
   キャシー・ベイツ

仕事一筋で生きてきた定年後のお父さんの悲哀をジャック・ニコル
ソンが惜しみなく演じています。強烈な痛み止めでトリップしちゃ
ってる顔は【カッコーの巣の上で】を思い出しました。コメディと
してはインパクトにかけるけど、ところどころ苦笑をもらしてしま
うところも。キャシー・ベイツの入浴シーンには悲鳴をあげちゃい
ました。。。こわひ〜

主人公のシュミットさんはボランティアで養子となったンドゥグへ
の手紙でチラホラ本音をぶつけています。「失ってしまう前に目の
前にある幸せに気付き大切にしなさい。」「自分は誰かに影響を与
えることが出来ただろうか?」など自分の人生に疑問を感じ、警鐘
をならしているのです。ラストでシュミットさんは何も変えること
ができない無力感を嘆いています。でも、ンドゥグからの贈りもの
と同じようにシュミットさんには小さな変化があったんだと思いま
す。

ジャック・ニコルソン【恋愛適齢期】が気になるぅ。





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