プープーの罠
2005年06月28日(火)

バッティングセンター

「デート」の誘いは日増しに累積し、
どうしたもんか
と考えてみるが私はそれのすべてに無反応
を決め込んでいてしかしそれが相手を加速
させていることにはうすうす気付いている。
けれど逐一ご丁寧にお断りの返信をする
方がよっぽど思わせぶりではないかと私は思うし
たとえそれが恋愛以前の

人付き合いとして最低限なこと

だとしても
私はそのキャッチボールすらやる気がない。
やりとりが成立してしまうことに引っ掛かりがある。
明らかにめんどくさくなりそうな相手を
お友達
としてキープするような社交家あるいは蒐集家ではない。
しかしてメールフォルダは
ひとつの名前で埋まり行く。

これは 駆け引き ではなく私はひたすら
引いている。

索引
「プープーの罠」 written by 浅田

My追加