2004年12月02日(木)
イン/アウト
たとえば 15時にクライアントチェックの仕事があったとする。 作業のほとんどは前日に終わっていてあと少し、 時間を置いて見ておかしいところはないか、 漏れがないかを確認し、 プランナーに渡して 変更・修正があれば反映し それからクライアントの確認という運び。
これを今の会社の社員がやると、こうだ。
まずは定時に来ない。 昼過ぎ、13時頃にやってきて カバンを置き、PCを起動して 何とそれから 昼 休 み を取るのだ。
昼休みはかっちり1時間 またはそれ以上休む。 午前中働いてなくともしっかり休む。
14時も半分過ぎた頃からようやく 作業に取りかかり、リミットはあと30分
なわけは当然なく、 プランナーの確認時間、 それによる修正時間、 提出のためのプリントアウト時間、 クライアントの会社への移動時間 を考えたらもう間に合っていない。
プランナーはいくつもの案件を抱えているので 待っているわけにはいかない。 クライアントに押している旨を連絡し 目途を伝え、この仕事は後回しにして 次の予定を時間通りこなす。 デザイナーはその間に作業をする。 プランナーの新たに立てた目途に合わせ、 余裕があればおやつ休憩もとる。 仕事が早いわけではないのに、 そこらへんを考慮しない。
結局提出は19時20時になり、 クライアントは定時に帰っている ことがほとんどであり、 そうなるとチェックは翌日に持ち越される。
デザイナーは直接クライアントに接触しない 故にやはり直接 怒られる機会 がない。 時間はだいたいの目安でしかなく とにかくだらしがない。
仕事ができない人を見るとイライラする
のは、他人事 ではなくなってきている のかも知れない。
更新するのはもうやめよう。
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