プープーの罠
2004年07月26日(月)

傍 楽 人

派遣会社に契約をしに行く。
引っ越したのは知っていたけれど、
働いていた会社の隣のビルでした。
そして何故か引っ越した先で
英 会 話 ス ク ー ル になっていて、
青い眼の講師らしき人にハーイ!と手を振られ、
戸惑う。

....派遣会社という業種は辞めたんですか?

奥から担当のNさんが現れ、
暑かったでしょう
と、白濁したコーヒーを差し出す。
それは、親切にミルクを入れて持ってきてくれた
わけではもちろんなく、まぁそのまんま
コーヒー牛乳である。
変わった会社だなぁ
と思う。

契約内容は前とほぼ同じ
時給が変わったくらいです。
書類に目を通してサインをする。

「ところで英会話スクールになったのですか?」
「えぇ先月から始めまして、
 そのパンフレットをT社に作ってもらったんですよ。」
T社は私が再び派遣で行く会社である。
別に前から付き合いがあったわけじゃない。

この派遣会社はもともと本社が別にあり、
事業拡大として 支社を作ったらしいのですが、
支社という割には本社のスキルを持ってきた気配はなく
そして私は、どうも
この支社の第一号登録スタッフのようでした。
....もしかして派遣スタッフは
私だけなのでしょうか。


その後会社に行って
取引先とのやりとりを完了させ
お世話になりました
と、一礼してさようならです。
4ヶ月という短い期間、
いろいろあった
けど、
楽しかったなぁ
と、思う。

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「プープーの罠」 written by 浅田

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