プープーの罠
2004年03月22日(月)

私のアピールポイント教えてください。

プー1日目。

お昼から森君の会社で面接。
バイト、腰掛けのつもりだった
次の派遣先が見つかるまでの。
と言いつつ、
正直まったくヤル気なしだった。
履歴書もポートフォリオも持たずに
私服でぷらりと行った。
しかも遅刻した。

「うちの会社をどれくらい知ってます?」
「すみません、名前しか知りません。」

面接の人は社長さんだった。
会社概要から細かく説明され、私はそれにうなづくだけ。
面接というより会社説明会。

ということで、
と、私にこれといって何も聞かないまま
正社員 という単語が出てくる。
私はまたもやそれを拒否、
けっこうめちゃくちゃなこと言った。
というのも、
仮にも社員を雇用しようとしている経営者を相手に
私が如何に正社員になりたくないか
という ヤル気のなさ を熱弁したのです。

そしてダメ押しに
「じゃ、雇えないです」
と言われそうな金額をふっかけてみた
のに、何故か了承され、
仕事の内容は森君と大差ないのに
給料は額にして1.5倍、立場は森君の上司だ。
派遣より割りがいい。

結局 業務委託ということでとりあえず2ヶ月。
それで気に入ったら正社員になればいい、と。

得体の知れない人間を何故
そこまで欲しがるのか。
履歴書すらも見てないのに。
まぁ見せたところで
取り立てて魅力のあるところは何もないんですが。
学歴も資格もない、普通免許すらないのよ私。
今働いている森君の紹介とは言え、
森君は働いて半年も経っていないバイトなのだ。

社会は一体
何を欲しているのでしょうね。

ともあれ プー1日目にして
仕事が決まってしまいました。
お休みはあと2日でおしまい。


午後からハニと遊ぶ約束
だったのに連絡がつかず、
夕方に「ゴメン寝てた」と電話がある。
愛想笑いの達人 浅田は
そういう時でも反射的に笑ってしまい
自分が憎らしい。
じゃまた今度ね、と切った後
無性にイライラしてきちゃって

こういうの嫌なのよ、本当に。
ルーズなのは嫌い。
予定が狂うのは嫌い。
ハニちゃんのすぐにつけあがる子供みたいなとこも嫌い。

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「プープーの罠」 written by 浅田

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