プープーの罠
2004年02月19日(木)

カルシウムが足りない

23時過ぎに今日納品のデータに修正が入り、
おいおい今日ってあと何時間よ?みたいな。
いつも返事がぎりぎりなことにイライラする。
結局 終電を逃し、丑三つ時を過ぎた頃
さすがにぐったりしてタクシーで帰る。
○○通り、と告げると運転手はゆっくりとアクセルを開き、
それからしばらくして

「いつもどういうルート通ります?」
「ここから乗ったことないんで」
「そうですか」

運転手はすらすらと空いた道を進み、
私は窓の外を眺める。
基本的に人を信用してないので
タクシーに乗っても落ち着かず、
いちいち電柱を見ては町名を確認する。

見たことのある景色
車に乗らない土地鑑のない私から見ても明らかに
遠回り

タクシーの運転手が首都圏道路を網羅していない
ということにイライラするのは
ひどく傲慢だということは分かってる。
運転手だって人間ですし。
山手上半分はテリトリー外なのかも知れないし
リストラされて運転手なりたてなのかも知れないし
はたまた実はこれが最短ルートなのかも知れないですし!

私だってデザイナーだけど
デザインなんてこれっぽっちも分かっちゃいない
けど。

そういえばタイではタクシーでヒドイ目に遭った。
まず運転手の証明写真と運転手が別人だったからね。

遠回りだろうがちゃんとうちに帰れたんだから
もういいやということにする。



ハニちゃんから連絡が来ません。

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「プープーの罠」 written by 浅田

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