プープーの罠
2003年07月22日(火)

名前を呼んで。

子供の頃、
『自分の名前の由来』
みたいな作文を書く時に、
オカンに由来を聞いたら
「何となく。」と言われた。
身もフタもない。

私は第一子なので、やはり生まれる前には
字画やら何やらを考慮していろいろ考えてはいたらしく、
生まれる前は「淳子」という名前だったそうだ。
生まれて来た私を見て、あ、淳子じゃないな、と
インスピレーションで変更。

そんな話をケロリとされて、
どうやって作文にしたものか
子供ゴコロに悩んだものだったけど、
弟なんて、そのボツになった「淳子」を
アレンジして命名されてるんだから
また身もフタもない。

でも、この大した意味の込められていない名前を
私はけっこう気に入っている。

最近ではよく同名の人を聞くけど
学生時代に同じ名前の人に会ったことはなかった。
これと言って特殊ではない漢字だけど
組み合わせが少々珍しいという絶妙な感じで
逆に間違われやすかった。
読み方は一度教えればもう間違われはしないけど
漢字の方をいつまでも間違える人は
「ああ、この人私に興味ないんだな。」
という判断材料にしていたりする。

索引
「プープーの罠」 written by 浅田

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