日記(仮)

2004年10月26日(火) もうすぐ1年5ヶ月になるけどしびれてる

忘れもしない、あれは2002年9月14日(土)。
私は市内のT歯科医院で左下の親知らずを抜歯していました。
私の親知らずは横向きに生えていたので、
例のウィ〜〜ンって削るので分割して取ってたんだけど、
事故はその時に起こりました。

先端のバーが折れて歯茎に埋まってしまったのです。
その時点で歯科医Tからは何の説明も無し。
必死に何かを取ろうとしているようではあったけど、
本当に何も言わないんですよね。
そのうち痛みを感じ出したので麻酔を追加したけど、
それでも何が起こったのか言わない。
取るのを諦めた時にやっと白状した訳です。

もしかしたら、バーが上がってくるかもしれないからと
その日はそのまま帰りました。
結局、数ヶ月経っても埋まったままだったんですけどね。

事故から3ヶ月経った時、
「次回(1ヵ月後)、大学病院に紹介状を書きます」と聞いたのです。
で、1ヶ月経って紹介状をもらいに行くと出てきた言葉は、
「2ヵ月後にします」
私、キレました。

いい加減で誠意ってのが全然みられない。
歯科医Tからは
「手術中にそんな説明をしないのは当たり前」とか
「あなたは神経質だ」とまで言われました。
私は「市と県の歯科医師会に報告します」と言ってその場を後にし、
その日のうちに報告しました。

それからは歯科医師会の先生方が間に入ってくださいました。
紹介状を手にしたのは、事故から6ヶ月以上経ってました。
それだって、大学病院とは違うところに書いてたので、
「そんな話は聞いていない。書き直せ」ってひともめありました。
(弟がその大学出身でその時すでに
 大学にいる同期の先生に話が行ってたものですから…)

大学病院に行ったら、レントゲン見ただけで、
「全身麻酔の手術になる」と言われました。
しかも、口の中から取れない場合は外からになると。

最終的にどうなったかと言うと、
事故から約9ヶ月後、全身麻酔で6時間半の手術をしました。
バーが小さいものなので、場所を特定するのに時間がかかったようです。
口の中を5針、顔と首の境目辺りを10針縫ってありました。

術後は傷が出来てしまったことより、
口の中左半分の感覚がなく、味を感じないことがショックでした。
それに続いたことは、焼けるような舌の痛み。
寝てる時だけが痛みを感じないといった毎日でした。

幸いなことに今は焼けるような痛みはありません。
でも、今もその100分の1くらいのしびれが残ってます。
「舌神経が見えてたから、そのせいかな」と聞いてるんですが、
一生このしびれと付き合うのかと思うと嫌になります。


私の日記、読んでくれてる方がいるのか判りませんが、
こういうこともありますので、
親知らず抜歯の際はお気をつけ下さいませ。





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