日記(仮)

2004年10月22日(金) 世間の認識はこんなもんなんだろう

この仕事をしていて嬉しいのは、
「良くなった」とか「調子がいい」という言葉を
患者さんの口から聞くこと。

吸入ステロイドを使わず(本人は効かないと思っていた)、
発作を鎮めるβ刺激薬の吸入だけをもらっていた喘息の患者さんに、
吸入ステロイドをきちんと使うことで
発作を予防できるということを伝えて、
実際に「発作の回数が減った」と喜んでもらった時は嬉しかった。



この仕事をしていて、虚しくなること。
存在が半端だということ。

今日は、初診の患者さんの代理人に、
「薬局は医者の言うとおりに出すだけで、何の責任もないのだろう!」
(こちらで渡す以上そんなことはない)
「個人情報の保護の観点から、連絡先は言いたくない。」
などなど、やたらとからまれた。
まぁ、この人は病院でも患者さんの処置や診察に付いて回り、
「この生食はそのまま使っていいのか」などと
いちいち突っかかってたそうだが…。

あと、午後になって病院からこう連絡があった。
「XX-XXXX に電話するよう薬局に伝えろ」
という内容だったとのこと。
誰からかかったものか判らないという。
何だよ!と思いながら、仕方なく電話する。
ある診療所につながった。
事情を説明すると、入院中の○○さんでは?
というので替わってもらった。
替わったはいいが、名前は名乗らないは、
いきなり赤いの、白いのと言い出すはで訳解らない。
何とか下の名前を聞き出し、話を始めたが、
最後には「薬剤師なのに判らないのか!」と言われてしまう。
いや、判らないんじゃなくて、
私の立場では言えないことなんだよ!!!
あと、「薬を届けろ!車で直ぐだろう」とか言われたな。
何様なんだよっ。

ドクターに確認をとり、再度電話した時は
少しおとなしくなってたが。

あ〜、気分の悪い一日だった。



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