うわの空日記


ワルシャワに暮らす主婦ゲラッチの日常です。

2005年03月30日(水) 海外で革命

こちらのブログを読んでふむむとうなる。
海外で突然モテ始めちゃって暴走する勘違い日本人女性の話なんだけど。
今日の日記はこの現象について。

まず、「日本女性は海外に出た途端すごいモテる。」という神話がある。
高校生でアメリカ生活を始めた私もこの神話を固く信じて鼻の穴を膨らませてた。
が、悲しいかな、アメリカではこの神話が通用しない。上記のブログでアメリカ留学してる日本人が「国は変わっても美の感覚は変わらない」と言ってるのはすごく良く分かる。
だってアメリカに居た時全然モテなかったもん、私。
ま、私はしょうがないとしても、周りの日本人の女の子も「日本人だから」という理由で重宝がられては居なかったと思う。
美人はモテる。ブスはモテない。日本人でもそうでなくても。
アメリカはブスに冷たい国ですな。

それがヨーロッパに来たら事情が違った。
モテるよ、私。アメリカ生活を始める前に信じてた神話がヨーロッパでよみがえる。ビックリ。
ヨーロッパ人の方が「日本人だから」という理由でもてはやしてくれる人が多い。(と、言い切れるほどヨーロッパ全土を廻ったわけじゃないけどさ。)
しかもね、何故かヨーロッパの男性(中東と南米もそうなのかもしれない)の間では不思議な神話があって。
「日本(もしくはアジア全般)の女性はベッドの中で白人には考えも及ばないような秘技を発揮してくれる」ってやつ。
日本人が「ガイジンのアレはスゴイ」って言ってるのと似たようなもんかな。

だからヨーロッパでモテても「1発お願いしたい相手」としか見られてない事は当時から重々承知してるんだけど。
でもさ、1度くらい言ってみたかったんだよね。「もうナンパうざくて〜」とかさ。だって日本じゃ絶対言う機会無かったんだもん、ナンパされないし。
それがナンパされてるのが私だけじゃないとか、この国では声掛けられない女なんて居ないとか、そういう要素は省いてとりあえず言ってみたかったの、「ナンパうざ〜い」って。

私だって日本で言うところの「一二三ちゃん(一重、二重アゴ、三段腹)」なんだけどさ、勘違いさせてくれよ一度くらい。
あ、ちなみにポーではそれ程モテませんよ、私。ポーでは背の低い人か酔っ払いにしか声をかけられません。

あと、日本で美人とされる人より日本じゃ見向きもされなかった人の方が海外でモテたり、そのお蔭で暴走しちゃったりってのもわかる。
ま、日本でモテなかったんだから海外で暴走しちゃうのは(私もそうだったから)わかるんだけど。
日本で美人な人が海外で受けがイマイチなのもよくある現象。

やっぱね、日本人の求める美人ってヨーロッパの美人と違うんだよね。(アメリカとは近いのかもしれないけど。)
日本では何だかんだ言っても「可愛い」人がモテるじゃん。素直で可愛くて、ちょっとロリっぽいの。
ヨーロッパでは幼稚に見える事は決してプラスじゃないからねぇ。
顔の造形自体(美人かどうか)よりも表情とか個性を重視するし。

私の勝手な理論で言うと、日本でモテなかった人ほど「可愛くあろう」とする努力を捨てちゃってるから、ヨーロッパ基準では「普通」扱いされやすいんだと思う。ケタ外れにガキっぽくないし、歯茎むき出しで笑うし、親しみやすいと言うか。
おまけに東洋人だし秘技も気になるし・・・ってんで声を掛けられるんではないかと>日本ではモテなかった女性たち。

あ、でも笑う時に口を隠すような奥ゆかしい日本女性を好きなヨーロッパ男も居るな。そういう人は私とはあまり仲良くならないので(笑)その辺の心理状況とかよくわからないんだけど。

ちなみにゲラ夫が好きな女優さんはこの人。モチロン私とは似ても似つかないんだけど、ストライクゾーンの広さを感じさせますね。


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