ポー人はポーを東欧だと思ってないんだけどね。 ポーは中欧だと主張する人達の多いこと。(わたし的には東欧でも中欧でも構わないので、日本人には東欧といい、ポー人には中欧と言う。)
で、まぁ東欧ですよ。東欧といえばメタルですよ。 デスメタル。東欧メタル。 いやいや、決して私はメタルファンじゃないんだよ。 私は普通のロックチックだから。 アメリカな音楽で言えばオルターナティブ、イギリス風ならインディーロックとカテゴライズされるタイプの音楽ファンですから。 メタルファンじゃないってば。
なのに年に1度はライブに行ってる。ま、つきあいが殆どなんだけどね。今回もそうだし。 だから開場30分前から並んでたとか、前座バンドが始まるずっと前から最前列の柵にしがみついてたとか、それも別に私がメタルファンだからじゃなくて、つきあいですから。 その証拠に今回のライブチケットはヴィオラ(ゲラ夫妹)からのプレゼント。一緒に行く人が居なかったんだそうで。別に自腹でもつきあうのにー。
でもやっぱあれだね、メタルの国は楽しいね。 ハーレーとか乗ってそうな皮をまとったおっさんたちも居るし。80年代のシェールみたいな格好のおばさんも居るし。ウェインズワールドの2人みたいな髪型の10代の若者も居るし。あとゴスなお姉さん(と言っても私より10は年下)も居た。 普段街を歩いてても見かけないのにねぇ、いつもどの辺に生息してるんだろ。
ライブ自体はそこそこ。音はVan Halen風。いわゆる80年代のハードロック。前座バンドの方が軽めで(当社比)観客も少なかったし踊りやすかったかな。 メインのバンド始まってから最初の7曲くらいは中央で洗濯機みたいな観客の渦に紛れて暴れてたんだけど、途中で集中力途切れちゃって(つーか、好きなバンドでも無いしさ)抜け出して後ろの方でコーラ飲んでた。
そういや私、このメインバンド今日聴くのが初めてなのですよ。 せめてライブ前に予習しとこうと思ったんだけど、ヴィオラがテープしか持って無くて、我が家では聴けないの。
このバンドは80年代に人気絶頂だったらしく、まぁ音的にもそんなカンジ。 80年代のポーといえばモチロン共産時代で、音楽活動ではお金が全然稼げなかった時代。(というか、「金を稼ぐ」事自体が禁止されてた。)だから全く金銭的利益を追求せずに音楽活動続けてたバンドってわけで、まぁそれはそれで尊敬に値するような気がする。
途中からバーエリアでダラダラしてたらポー系南ア人と知り合いになって、ラグビー談話で盛り上がったんだけど。尊敬の念はある割りに、バンドに対してあんま敬意を形で示さない私。
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