その昔、学校で観れるテレビ番組と言えば教育テレビの道徳とか理科の番組だけだったよね。あ、たまに日本シリーズを観させてくれる先生が居たけど。私の小中学時代、大洋は1度も日本シリーズに出なかったからあんまり面白くなかったんだけど、みせてもらっても。
で、「働くおじさん」なんかの社会科系番組には農家のおじさんとか工場のおじさんとかがワサワサ出てきては、気が遠くなるような棒読みでセリフを言ってたじゃないですか。
昔は「方言とかを隠して共通語風に言おうとするからあんな喋り方になるのかな〜」とか思ってたんだけど。 素人が一語一句間違えずにセリフを言おうとすると、棒読みになるのかもね。
と、突然「働くおじさん」のおじさんたちにシンパシーを感じてしまった本日。 実はNHKのラジオに出演したの。 全国デビュー目指すとか言って騒いでたくせに、実際全国デビューを目の前にしたら自分のしょぼさにあきれちゃったよ。
今までのラジオ出演はネタだけある程度決めといて、DJさん達との駆け引きの中で自分の言葉でいろいろ話をしたんだけど。 今回は(多少ずれても良いとは言え)原稿があって、しかもその原稿が「○○という行事があります。」みたいな口調でなんつーか、文語っぽいんだよね。「○○っていう」とか「○○なんかがあって」みたいな普通の会話風な言い回しが少なくとも原稿には無かったんで、どうしても棒読み。棒読みっつーか、小学生の朗読?
担当の方には「自分の言葉で、自分らしくさを出してくださいね〜」って言われたんだけど、ネタを箇条書きにした原稿じゃなくて一語一句きっちりチェックの入った原稿を目の前に、自分らしさなんか出せないっての。10点満点中、1.5点くらいの出来だった。
NHKの地球ラジオって番組の「ジーオ情報局」ってコーナーに出るんだけど。土曜日の午後6時半前後の放送。日曜以降一週間はNHKのHPからも聞けます。が、お薦めはできないね。他のコーナーは面白いのかもしれないけど、はっきり言って私の出演はかなりしょぼいざます。ううう。
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